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日本初のビール工場と品川ご当地ブランド(2ページ目)

街自慢ブランドのご紹介、まずは汽車の開通と同じく品川からスタートです。特にこの春には、品川縣麦酒や大崎ブランドも生まれ、熱く燃える品川エリア。どんな自慢の品と出会えるでしょうか。

執筆者:妹尾 みえ

コレがこの街自慢の品川ブランドだ!

こちらも新たに誕生した“品川ブランド”の「大崎一番ブランド」のひとつ、大崎あんぱん(4つで525円)。4つの味が楽しめます。再開発の進む、山手線大崎駅西口商店会のみなさんが作りました。 イベントに登場したイッちゃんこと「大崎一番太郎くん」(左)と戸越銀座商店街のマスコット、ギンちゃんこと「戸越銀次郎」。緑色には、大崎が、山手線の始発駅であることへの誇りがあらわれています。このイッちゃんには仲間がいるらしい…興味のある方は商店街のサイトをご覧ください。
マスメディアにもよく登場する「戸越銀座商店街連合会」は、行くとビックリしますが、ホントにどこまでも商店街が続いてる、という感じがぴったり。グッズもお酒、ドレッシング、オイシイうなぎ弁当から、タオル、時計までバラエティに富んでいます。 こちらはこれまた元気な商店街でおなじみ「中延スキップロード」の本格焼酎。東急池上線「荏原中延(えばらなかのぶ)」、東急大井町線「中延」の間を結ぶエリアです。街のコンシェルジュがいるんですよ。9月にはねぶた祭りも!
なぜTシャツに龍馬が?? それは、かつて品川沖の浜川砲台で、若き日の龍馬が土佐藩の藩士としてペリー艦隊の警備にあたっていたことがあるからなのです。砲台に近い京浜急行の立会川駅前には、龍馬像もあるんですよ。●参考:立会川商店街 その立会川商店街でお勧めするのがコチラ。
「鈴ヶ森」とある左の2つは歌舞伎の心中モノでもおなじみ「権八」と「小紫」の名前を冠したもの。鈴ヶ森といえば江戸時代の有名な処刑場です。

右は、「浜川砲台」と、「土佐山鯨酔」。後者は、土佐藩下屋敷があったことから、鯨酔公と呼ばれた土佐藩主、山内容堂にちなみます。
見てのとおり「五反田商店街」のその名もぐい呑み吟醸「五反田」。この潔い力強さがいいです。

たくわんも品川発祥の一品です。北品川の東海寺を訪れた家光に沢庵和尚がダイコンの漬け物を出したところ、たいそう気に入り「たくわえ漬けにあらず、たくわん漬けなり」と言ったとか(蓄え漬けがなまったという説も)。
この沢庵和尚のお墓は東海寺にあります。しながわ観光協会がプロデュースしたたくわん、オイシイです。「梅酢」味もあり。

おせんべいに海苔をまいた「品川巻」。あのお茶のお供も実は品川生まれ。中でも、旧品川宿、京浜急行「北品川」駅の「あきおか」の品川巻は香ばしくおいしいです。

また、旧品川宿のお寿司やさんでおなじみの「鉄火巻」も品川生まれなんですよ。



旧品川宿の商店街にはしながわ観光協会と、区内にあるサンリオが協力し、 いろいろなキティちゃんグッズが販売されています。

このほかにも、まだまだいろいろあると思いますが、また折りにふれご紹介していく予定です。

でも、なんといっても一番の街自慢は、モノ以上に心意気。品川はお祭りも盛んなエリアなので、ぜひ足を運んで、品川気質を肌で感じてみてください。

皆さんの回りの我が町自慢グッズ、我が町みやげもご紹介くださいね。

●しながわ観光協会●

●住所 品川区西品川1-28-3 品川区中小企業センター4F
http://www.sinakan.jp/main.html

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