東京タワーに手をふれば
右手にリボンに包まれた東京プリンスホテル。そばで見てもキレイですが、ちょっと高い2階席から見ると、庭に施されたイルミネーションがさらに立体的に見えます。このへんがバスの旅のおもしろさです(この写真は後で撮影したものです)
東京タワーには2004の文字がくっきりと。
まもなく芝公園から、バスは首都高へと入ります。
首都高の乗り入れには、高さ3.8m、長さ12mの制限があるそうですが、何とこのバス高さ3.8mなのです。
「絶対に席から立たないでください」と係のおねえさん。
方向案内板も、料金所ゲートもアタマすれすれをかすめていきます。昼間のコースでも愉楽町のガード下(3.8m)はメインイベント。悲鳴にも近い声があがるとか。
海風とレインボーブリッジ
レインボーブリッジだって、ほらこのとおり。手を伸ばせば海風ごとつかめそうです(もちろん手を伸ばしちゃダメですよ)。
ゆりかもめが海を渡るときも大好きですが、 このリアル感とダイナミックさはオープンバスの醍醐味ですね。とは言え、寒いっ!
この後バスは一旦お台場でトイレ休憩。ここでバスにお別れしても構いません。帰りは再びレインボーブリッジから銀座を通り、また丸ノ内へ帰ってきます。
銀座の繁華街を行く気持ち、恥ずかしいけど、誇らしい。小津監督の『東京物語』にも銀座をバスで観光するシーンがありましたね…。
2.000円というお値段は
2.000円と聞くと高そうに思いますが、計算してみますとそうでもない。 たとえば東京駅から浜松町が150円。 それから大門経由新橋に戻ってゆりかもめでお台場まで480円。 これだけで630円かかります。浜松町じゃなくて東京タワーにより近い芝公園をめざせば、当然交通費はさらにアップ。景色を考えればオトクかもしれないし、足に自信がないならむしろ安い。
今度はぜひ昼間のコースに乗ってみたいです。2階建てバスのフィギュアなんかも欲しい。そしてできれば、もっともっといろんな東京に、おのぼりさん気分ででかけてみたいな。
何はともあれ、東京の夜景を早めぐりしたい、という方はぜひ丸ノ内へおでかけください。
スカイバス東京
東京夜景ツアー[レインボーブリッジ・お台場コース]
[時間] 18:00出発(およそ2時間)
[料金] 1人 2.000円
[定員] 45名
[チケット販売] 当日9時より。事前予約はありません。当日分のみ。
[URL] http://www.skybus.jp/
[TEL] 03-3215-0008(受付 9:00~19:00)
*この情報は2004年12月10日現在のものです
<コース関連リンク>
●クリスマスイルミネーション2004(ガイド記事)
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