武蔵野の自然を残すオアシス
和田堀公園
ひょうたん池に、毎年ホタルが放たれ大勢の人が訪れます。
主催は、武蔵野の緑を次の世代に伝えようとする「和田堀公園を育てる会」。
善福寺川の流域は、都内でも数少ない自然環境が残るエリアです。
杉並在住のコラムニスト泉麻人さんの『東京自転車日記』にも、界隈の散策の様子が登場していますよ。
昼間に着いたらぜひ「大宮八幡宮」にお詣りを。荘厳な雰囲気にびっくりします。新宿や渋谷から20分あまりで、まだこんな場所があるんですよね。
<期間> 7月24日(土)25日(日)・・予定
<時間> 19:30~21:00
<住所> 杉並区成田西1-30-27
<アクセス> 京王井の頭線「西永福」下車 徒歩15分 永福町、高円寺からバスあり
<TEL> 03-3311-8158(ホタルを育てる会・本橋)
<サイト> 都立公園・庭園案内
憩いの森を肌で感じて
新宿区立おとめ山公園
ホタル鑑賞と夜のおとめ山公園
ホタル舎で見られるほか、自生のホタルも。地元の「落合螢を育てる会」による地道な活動が行われています。
当日は、夜のおとめ山を散策した後、飼育舎でホタルを鑑賞します。
漢字で書くと、乙女ではなく「御留山」。つまり江戸時代には、将軍が鷹狩りを楽しんだ場所であり、お役人の許可なくしては立ち入れない山でした。
現在もわき水と雑木林に恵まれ、知る人ぞ知る憩いポイントとなっています。
<期間> 7月18日(日)
<時間> 19:00~21:00
<住所> 新宿区下落合2-10
<アクセス> JR「高田馬場」および「目白」駅15分
<TEL> 都合により掲載しません
<サイト> 区立の主要公園ガイド(新宿区)
23区以外に足を伸ばそう
23区以外には、まだいくらか自生のホタルが育つだけの環境が残されています。
大きなPRは避けているので詳細はお伝えできませんが、小金井・調布・三鷹の三市にまたがった「野川公園」や野川周辺、ワサビ田のある「大沢の里」(三鷹市大沢)も国分寺崖線(がいせん)から流れ出すわき水によって、豊かな自然が残されている所です。
ボランティアの方々などの努力もあって、東京にも戻って来つつあるホタル。
来年もまたその光に出会えるよう、なにとぞマナーを守って楽しい夏の夜を。
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