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東京駅と使い分けたい 品川駅から新幹線に乗ろう!

2003年10月1日に開業した新幹線の品川駅。東京南西部からのアクセスが30分短縮されるほか、フラットなコンコースは乗り換えもスムーズです。年末年始の帰省や旅行の参考にどうぞ。

執筆者:妹尾 みえ

◆東京南西部から行く/南西部行くなら品川--------------

 

そろそろ帰省&旅行シーズン。新幹線を利用されるかたも多いでしょう。東海道新幹線を使うなら、今年10月にオープンした品川駅をプランに入れてみませんか。
まず品川駅がどのあたりにあるのか、軽くおさらいしておきましょう。





丸い緑は「山手線」ですね。
このように、品川駅は山手線のほぼ最南端にあります。
そのため東京南西部や川崎、横浜方面へのアクセスにはとても重要な駅です。新幹線によって、所要時間は30分短縮されました。

JR東海道線、山手線、京浜東北線の他に、京浜急行も乗り入れており、 羽田空港への足として利用する人も多いのが特徴です。所要時間のめやすは以下のとおりです。乗り換え時間は含みません。

羽田空港へ(京急の快特利用の場合) 14分
渋谷へ 11分
新宿へ 21分
東京へ 11分
横浜へ 22分(JR横須賀線利用)

あれっと思う人もいるかもしれません。山手線でも東京駅まで10分で行ける距離なのに、なぜ新幹線?


◆倍増した「のぞみ」-----------------------------------


実は、上下間で1時間に運行できる本数は、計算上では15本。でも現実には11本が限界でした。

というのも、東京~品川間に引き込み線の分岐点があり、車輌基地から東京駅始発に備える回送列車、つまり空っぽの車輌を走らせなければならなかったのです。

しかし今回、品川駅発着の列車を作ることによって、回送の影響を受けずに、フルで稼働させることが可能になりました。
東京~大阪間を走る新幹線でいうと、およそ6割が「品川」に停車する計算となります。

その結果、「のぞみ」の本数も倍増。朝夕はおよそ10分間隔で動いています。また全席指定だった「のぞみ」に自由席が登場。東京-新大阪間の料金も「ひかり」「こだま」と同額にしなりました。

ただし、確実に自由席に座ろうと思うなら、やはり東京駅に行ったほうがよいそうです。

→それでは次のページでは、実際に駅構内を覗いてみましょう。

※このページの写真はJR東海にお借りしたものです。無断転載はご遠慮ください。

 

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