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つつじ祭・ぼたん祭情報も 亀戸の藤とうまいもん(2ページ目)

江戸の頃から人気を集めた、亀戸天神の藤。連休中がみごろです。オイシイものあり、伝統を感じるおみやげあり、みどころいっぱいの町・亀戸(カメイド)を訪ねました。

執筆者:妹尾 みえ

カメイド大根と八重桜

強くなりたいなら香取神社
 亀戸の駅から、天神様までは10分少し。その間には、つらつらと商店街が続いておりぶらぶら散策にはもってこい。
 ハトの集う(!)豆菓子屋さんや、季節のお品書が呼んでいるお蕎麦屋さんや、味噌量り売りの店。
 また、たたずまいのよい、神社やお寺もいくつかあります。


 「香取神社」では、こぼれ落ちるように八重桜が満開でした。平将門、源頼朝、徳川家康らにまつわるエピソードの残る、由緒正しき神社で、スポーツ振興の神様として、あがめられています。

 5月5日の「勝矢祭」には武者行列がでるそうです。


復活した大根と井戸
 亀戸は、もともと島だったと言われ、亀の形に似ていることから「亀島」と呼ばれていたそうです。そこの亀村にあった「亀が井」というわき水が評判になったことが、地名の由来になっているのだとか。昨年、その井戸(写真左)が香取神社の境内に復活しました。

 また、江戸時代にこのあたりで盛んに栽培されていた「亀戸大根」の碑もここに。3月の「福分け祭り」で配られるんだそうです。

 浅漬けにするとオイシイので江戸っ子に人気だったと言われます。いま、都内では3軒しか作っていません。

 大根のプレート(右)をなでると願いごとが叶うと聞き、ぺたぺたと、なでてきました!


変わって、ほど近い「普門院」へ。はっと立ち止まってしまうような、悠々とした緑深い境内には、「野菊の墓」で知られる伊藤左千夫の墓があります。

 亀戸七福神のひとつ、毘沙門天もここに。

 神社仏閣ばかりでなく、亀戸には「江戸切り子」や「張り子」といった伝統も生きており、1日かけても損のない味わいのある界隈です。

参考:「かめの会・ウェッブ・スポット」


香取神社:江東区亀戸3-57-22 TEL03-3684-2813
普門院 :江東区亀戸3-43-3
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