ガイドが思うお庭の楽しみ方
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夢窓国師作庭と言われいてる芙蓉池と称される庭が、有名な等持院。当時の手法が伺われます |
庭園の楽しみ方は、人それぞれだと皆さんも思っているはず。その通り!最初は、紅葉や桜の時期に京都を訪れ、有名な庭を訪れるのも楽しみ方の1つ。しかし、日本庭園を楽しむという目的になると、やはり伝統文化である日本庭園の歴史や様式など基本的、簡単な事を知って訪れると見方も感銘の仕方も変わってきます。
また、お寺や神社以外にも素晴らしい庭園が、京都には沢山あり、普段は非公開で、春と秋だけ特別公開されたりする庭園などもあります。そして、一歩踏み込んで作庭者の意図などを理解し訪れると、益々日本庭園の素晴らしさに感銘を受けるのではないでしょうか。同じ様式や作庭者の庭を訪れ比較してみたりなどの楽しみ方も出来てくるかと思います。
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広大な庭には、四季折々の木々や花々を楽しむ事ができます。タイムスリップしたような落ち着いたこの神苑の庭は、小川植治の作庭です。 |
1つお気に入りの庭園が見つかれば、季節事に何度も訪れ、その庭に居続けて時間の流れの変化を楽しんだり、理解を深めれば深めるほど内容が濃くなり、奥深いものになってくるはず。そして、自分自身の心の状態や年齢によって見え方も変わってき、何度も同じ庭園を訪れるたりという方も多いはずです。
以外と身近な日本庭園、京都の観光上級編として楽しんでみては、いかかでしょうか。
<参考サイト>
庭園の見方に関する基礎知識……All Aboutの神社・寺めぐりガイド内のページ。庭園を訪れる前に参考にどうぞ