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さっぱりとした茶碗蒸しも中にお肉が入っています。 |
この茶碗蒸しは、まったく臭みがなくあっさりといただけ、じゅんさいが上に乗っているなどの細かな演出もあり、見ためも味も抜群でした。肉割烹と言われるのがわかるように思いました。寒い季節には、どんなテール丸鍋が出てくるのかが楽しみです。
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焼きは、ジューシーでワインにぴったりです。 |
次ぎに、4種類のお肉の焼きと同時に鬼おろしという「すり道具」でおろした大根とキャベツが出てきます。焼きだからこの野菜なのだと納得!また大根も鬼下ろしを使っているので、水分がしっかり大根についたまま下ろされているので、大根の旨味と栄養が閉じこもっているそうです。お肉は、その時に仕入れによって美味しい新鮮なものを丁度良いタイミングで焼いてくださいます。
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あっさりといただけるハリハリ鍋は、〆にぴったり |
そして最後に出るのが、タンのハリハリ鍋です。出汁は、シビレとギアラから出したものを使い、ハリハリを作った後は、中華麺を中に入れてそれを頂きます。このハリハリ鍋は、この店の名物でもあり、これを楽しみに来られる方も多いそうです。ここでは、新鮮かつ上質の内臓を仕入れ、下ごしらえに時間を掛け丁寧な仕事をしているからこそ、臭みや癖のない味で美味しく食べられるとお伺いしました。少し疲れ気味だから、せいを付けたいけど、こってりしたお料理は、苦手だと感じる方にぴったりのお料理ではないでしょうか。
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目の前でやっていただけるのは、いいものです。 |
東京の六本木と赤坂に店があり、最近よく雑誌やテレビに出ている、肉割烹「さんだ」と京料理屋で修行し、店を出されました。お料理もさる事ながら、お店の雰囲気も細かい所まで細工がされていたり、器は、すべて若手陶芸家の方に店のイメージを伝え作ってもらったもので、調味料入れの「八」マークなど、とてもカワイらしく店の雰囲気にぴったりでした。そんな細かい所まで気を配らる京都のセンスと美味しいお料理を上手くマッチさせたお店だと思います。
ここのお店の横には、小さな鳥居があり、八体のお狸さんが祭られている「八兵明神」があります。お店の屋号は、こちらから取ったそうです。そんな不思議な通り、柳小路通りにある「はちべー」は、まさしく地元の食通にうるさい人が行く隠れ家的な存在のお店では、ないでしょうか。
体にもお肌にも良いうちにく(ホルモン)料理を優しくそして美味しくいただけるお店という事で京都以外のお客様も多く、週末など予約をいれないと入れないほどです。 是非、絶妙なホルモン料理を一度食してみてください。きっとうちにく・ホルモンが「目から鱗」のお店へと変わります。
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隣は、8つの願い事が叶う八兵さん |
■御二九と八さい はちべー
所在地:京都市中京区新京極四条上る中之町577番地171
TEL:075-212-2261
営業時間:12:00~14:30 17:00~23:00
定休日:無休 (10月から月曜日定休)
交通・アクセス:阪急京都線「河原町駅」下車より徒歩5分
参考価格:ランチ 1,300円 夜のおまかせコース6,000円
※ 1階は、カウンター8席、2階は、4人テーブル3席。予約がベター
※ 価格は、2006年9月現在のものです
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