▲スッと真っ直ぐな幹が整然と並ぶ北山杉 |
2005年4月1日――
北山杉の磨き丸太の産地として名高い京北町が、京都市と合併し、右京区に編入となりました。
■詳細⇒京北町との合併のお知らせ
実は私、すぐお隣でありながら、今まで京北には2、3度しか行ったことが無く……ほぼ未知の場所だったのです(す、すみません)。
そこで、同じ京都市となったこの機会に、京北の名所をいくつか訪れてみました。スッと真っ直ぐな幹が整然と並ぶ北山杉、樹齢630年の天然記念物・九重桜をもつ常照皇寺、清流にかかる魚ヶ渕のつり橋、オートキャンプ場もある宇津峡……など美景がいっぱい!
<お断り>この記事内では、旧・京北町(現・京都市右京区京北)についての名称は、おもに「京北」で統一させていただきました。
<index>
1.スッと真っ直ぐな幹が整然と並ぶ北山杉…1p.
2.樹齢630年の天然記念物・九重桜をもつ常照皇寺…2p.
3.清流にかかる魚ヶ渕のつり橋…2p.
4.オートキャンプ場もある宇津峡…2p.
1.スッと真っ直ぐな幹が整然と並ぶ北山杉
▲表面がツルツルに磨かれた丸太 |
聞くところによると、なんと京北の総面積の約93%は森林なのだとか!
さすが、北山杉の磨き丸太の産地として全国的に有名なところですね。
町のあちらこちに製材所があり、太いもの、細いもの、表面がツルツルのもの、ゴツゴツのものなど……バラエティに富んだ製材が立て掛けられていました。
「これが高級建築材料の北山杉の磨き丸太なワケね……ピカピカで綺麗だなぁ。こっちの細いのは、民芸品用なんだろうか?」などと思いながら、興味深く眺めさせていただきました。
【2ページ目】は、「常照皇寺」「魚ヶ渕のつり橋」「宇津峡」について