
<始まりは平安時代?!京扇子の歴史>

<扇子作りの工程>
京扇子は約30もの工程があり、職人さんの手作業で行われている。ここではその主な工程5つを紹介。
1:扇骨加工 扇の骨になる部分の製作。
材料になる竹を切り、そのあくを抜いて、扇の骨の形に整える。天日にさらし、染める。その後、扇の中心となる要を打つ。
2:地紙加工 扇面用の地紙の製作。
まず、和紙を3枚貼り合わせる。その後、紙を乾燥させて扇面の形に断つ。
3:絵付け 地紙に絵を付ける。
前の工程で作った地紙に色をつける。その後必要に応じて金箔などを貼り、絵を付ける。
4:折り加工 地紙を扇の形に折る。
地紙を扇の形になるよう蛇腹に折り、中骨を通す穴を開ける。その後歪みがないよう整える。
5:仕上げ加工 扇骨と地紙を合わせる。
地紙に開けた中骨を通す穴に、糊をひいた中骨を差し込む。扇子の形をきれいに整えた後、火であぶって湾曲させた親骨をつける。
さて次ページでは、いよいよ京扇堂の、京扇子作り体験教室のご案内!