まずは「きぬかけの路」へ。この道沿いには世界文化遺産に指定された寺院が3つもある。1つめは金閣寺(左写真)。正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)という。金箔を貼りつけた金閣で有名。屋根のてっぺんに金色の鳳凰が止まっていることにも注目! 金閣ばかりに目が行きがちだが庭園の見事さもじっくり見ておきたいところ。
2つめは龍安寺。「虎の子渡しの庭」(右写真)と呼ばれるアノ石庭で有名なお寺だ。白い砂が敷きつめられ、そこに15個の石を配置した石庭は厳かな美しさ。私はうぐいす張りになっている庭園前の縁側(廊下?)に座り、静かに石庭を眺めた…と言いたいところだが、私が行ったのは観光シーズンである4月の日曜日だったので、やたら人が多くゆっくりできなかった。残念!
3つめは仁和寺。境内にある御室桜は、京都No.1の遅咲桜として有名。見頃は4月下旬頃。ということはGW前半ならまだお花見ができるのだ(注:ただし天候にもよるので断言はできない。運が良ければの話)。
次に立命館大正門の真向かいにある京都府立堂本印象美術館(左写真)へ。堂本印象は日本画の大家として知られているが、それだけでなく油絵、彫刻などの分野でも活躍した方だそうで、ここには約2,000点もの作品が展示されている。また、この建物自体が堂本印象のデザインらしい。ユニークなレリーフで飾られた外壁にも注目。
<注意>ここで紹介している情報は全て2001年4月18日時点のものです。
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