光沢のある外観に
酸化皮膜処理したアルミニウムボディが特徴だそうで、光沢があり、発色が鮮やかに感じます。質感は良好ですが、ちょっとギラギラした印象もあるので、購入に際しては、実物を手にとっての検討をおすすめします。因みに、筆者鴻池の第一印象は「太刀魚」。 個人的には、光沢の無い梨地仕上げが好みです。
余談ですが、4年前に購入し、お蔵入りになっていた初代iPod nanoを引っ張り出してきて、比べてみました。すると、面積と厚み(最厚部)がほぼ同じなのには驚きました。黄金比率と言うことでしょうか……
総評・まとめ
ビデオ機能は、本体が薄小さすぎてホールド性が悪く、レンズ位置も微妙で指が被ってしまったりと、流石に本格的な記録撮影に向かないものの、視覚エフェクトの出来の良さ、洗練されたインターフェイスでキビキビと気持ちよい操作性の良さから、実用性は高そうです。単なるギミックでなく、仲間で楽しむ為のアイテムとして活用できるでしょう。先代から引き継いでいる、画面の縦横自動切換えや、フィットネスに適した歩数計機能も魅力です。
その他、内蔵マイクを利用したボイスメモ機能も、ビジネスシーンなどで活用できそうです。
総じて、これほどの高機能ながら、8GBで14,800円は超お買い得といえるでしょう。画質、音質、デザイン、品質など、何をとっても満足なAppleのiPodがこの値段なら、もう無名メーカーの劣悪製品が出る幕はなさそうです。
対抗馬となる、ソニーの「Walkman」が、高画質、高音質、レコーダーからのテレビ番組転送など、AVの基本機能向上路線を歩んでいるのに対し、「iPod nano」は、ユーザーをワクワクさせる、より楽しくて便利な多機能路線に進んでいると言えるでしょう。両者の方向性の違いが、ここに来て、より明確になってきた感があります。 多機能をワクワク楽しみたいなら、新型「iPod nano」で決まりでしょう!