観光関連業界初の世界基準、”グリーン・グローブ ”
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| 認定された企業や施設に与えられるロゴ。 |
従来、”星”によりホテルの”格”をランク付けしていますが、この基準は各都市により異なり、加えて多様化するホテルのビジネス・モデルが一般的な現在、”星”の数は一つの目安に過ぎません。つまり、星の数が多いからといって、必ずしもそのホテルが貴女に合ったホテルとは限らないのです。
ホテル（宿泊施設）の根本に基づく認証
現在では顧客ニーズの多様化・高度化により、従来の、200～500の客室、複数のレストランや宴会場、24時間のルームサービスなど、画一的な施設概要から脱却した様々なビジネスモデルが脚光をあびています。デザインホテルなどはその一つで、とかく”デザイン”や”ライフスタイル”が注目されています。
宿泊業で最も大切なのが、「安全」・「清潔さ」・「快適さ」です。しかしながら、デザインを追求するあまり、この3点がなおざりにされているケースが多く見られます。グリーン・グローブは、約2年間以下の観点で施設をインスペクション（調査）しています。
- 水質管理： 貯水消費量の管理
- 汚水管理： 洗剤などの処理
- 自然保護： 再生紙などの利用
- 温室効果： ガス発生の削減
- エネルギー： 消費の削減
また、上記基準に加えて、地域の文化や雇用促進にどれ位貢献しているか、などが評価されます。
これからの国際ホテル基準、グリーン・グローブ
昨今、「ホテル・ランキング」や「リゾート・ベストｘｘｘ」などが雑誌やサイトで紹介されています。ある種の「人気投票」で、このランキングにどのような意義や意味があるのか疑問を感じていました。
現在では、”地球の温暖化”、”空気の汚染”、”食品の添加物”、”シックハウス症候群”など、深刻な社会問題が山積しています。「リゾート開発」などで環境を汚染・破壊してきた観光関連業者は、今一度「安全」・「清潔さ」・「快適さ」の根本に立ち帰り、エコやオーガニックを基本として事業展開していくべきではないでしょうか。
オーストラリアのブリスベーンにその本部を置き、世界約50カ国の企業が参加している”グリーン・グローブ”。みなさんも是非注目してください！
以下のページで認定されたホテルを検索できます。
