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ロードス島の極上ヴィラで過ごす大人のGW

エーゲ海屈指のリゾート・アイランド、ロードス島。中世にタイムスリップしたような旧市街は世界遺産に登録されています。今回は昨年夏にオープンした島初の本格リゾート・ヴィラをご紹介します。

執筆者:奈良澤 充

3月も後半に入り、GWまであと1ヵ月半になりました。GWの予定は既にお決まりですか? GWはどこも混んでいるから……なんて諦めてはいませんか? 今年は5月1日と2日が休めれば、9日間の大型連休! これを活かさない手はありません。

今回は、GWに絶好の季節を迎える、エーゲ海・ロードス島のヴィラをご紹介します。昨年夏にオープンした、エーゲ島初の本格リゾート・ヴィラ。アジアのリゾートとは一味違う大人のための極上リゾートです。

極上リゾート・ヴィラ”リンディアン・ビレッジ”の全貌はこちら!

世界遺産の島、ロードス

リンドース
リンドース全景。アクロポリスを頂点にギリシャの街並みが広がる。
ギリシャ南東に点在しトルコと国境を接するドデカニサ諸島。その中で最大のロードス島の旧市街は世界遺産に登録されています。古代ギリシャ都市の遺跡は、旧市街から車で約15分の”フィレリモスの丘”にイアリソスの遺跡、車で約30分走った東海岸沿いにリンドース遺跡、旧市街から車で約20分の西海岸にカミロス遺跡があり、主にヨーロッパ各都市からの観光客でいつも賑わっています。ロードス島へはアテネから空路で約40分。毎日4便運行されています。

4月から10月がオンシーズンのロードス島。今回は旧市街をスタートして島を一周してみましょう!

”中世の歴史博物館”旧市街

旧市街のカフェ
旧市街のカフェ。休日のランチは延々と続く。
新市街の象徴”2頭の鹿の像”を左手に、海岸沿いに南下するとコマーシャル・ハーバーに着きます。ここからはクレタ島をはじめドデカニサ諸島へのフェリーが発着しており、乗船を待つ観光客や観光客目当ての物売りで賑わっています。船から下りるとハーバーに沿うように港を守るように分厚く長い城壁がそびえ、訪れる者を威圧しています。

しかしながら、城壁に一歩足を踏み入れると雰囲気は一変し、シーフードのギリシャレストランやオシャレなカフェが軒を連ね、カラフルなリネンや雑貨が並ぶお土産屋で活気があふれています。

ロードス屈指の観光スポット、リンドース

アクロポリス頂上のキャッスル
アクロポリス頂上のキャッスル。
旧市街から東海岸にはカリティアやファリラキなどのビーチリゾートがあり、観光客はもちろん土日にはローカル・ピープルの憩いの場として賑わっています。ファリラキからさらに海岸線を南下するとロードス島観光のハイライト、リンドースに到着です。

リンドースはロードスの3大古代都市の中で唯一都市として現存する遺跡で、街全体が遺跡の指定を受けているため車の乗り入れは出来ません。美しいビーチや白壁のギリシャ住宅の上にはアクロポリスがそびえています。土産物屋レストランがひしめく迷路のような石段をひたすら登ると頂上に到着。頂上からはリンドースの街並みエーゲ海が一望。パンフレットや映画に登場するシーンが目の前に広がります。

島全部が撮影スポットのロードス島

映画のワンシーンのようなトリアンダ海岸。沖には薄っすらとトルコが見える。
リンドースから車で約15分の距離にあるのがロードス島最南端のプラソニッシ。”ヘソ”のように突き出た半島で潮の干満により見え隠れします。ここはビーチ・スポーツのメッカで、広大な海岸ではバギーが走り回り、色とりどりのスポーツ・カイトが埋め尽くしています。

プラソニッシからは西海岸を北上することになります。西海岸中部にある港町がカミロス。ここからはハルキ島や旧市街のマーシャルハーバー行きのフェリーが出ています。バスで島内観光をするならここから旧市街に戻るのも一考です。

プラソニッシを過ぎたあたりから水平線のかなたにトルコが山並みが見えてきます。スタート地点手前15キロ付近にあるのがトリアンダ海岸。モナコを彷彿とさせるエキゾチックな雰囲気漂うエリアで、対岸にトルコを望む海岸沿いには高級リゾートホテルが立ち並び、ヨーロッパ各都市から訪れるファミリーやカップルで4月から10月のシーズンいっぱい賑わっています。


次のページでは、いよいよリンドースに2006年8月オープンしたロードス島初の本格的リゾートをご紹介します。
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