ダラットのシンボル、ソフィテル・ダラット・パレス
ソフィテル・ダラット・パレスはダラットのスアンフォン湖を見下ろす丘の上に立つ5つ星ホテルです。1922年、インドシナ政府のフランス総督により、フランス本国からの政府要人用の宿泊施設として開業しました。大理石、ファブリック、金属、木材などの建築資材はフランスより船でサイゴへ、、そこから象(!)でダラットまで運んだそうです。その後、第二次世界大戦やインドシナ戦争などの歴史の波に巻き込まれながら1995年、アコー・グループのメンバーとして現在のホテル名になりました。
ダラットの歴史を、そして街が発展する様を、この丘の上から80年の間見守ってきたのです。
世界のセレブが常宿にする、格調高い施設とサービス
暖炉から見たホテルロビー。右がレセプションデスク。 |
ロビーやパブリック・スペースにはアンティークの調度品や絵画がさりげなく飾られ、ホテル名のパレス(宮殿)に相応しい雰囲気に訪れる誰もが圧倒されます。
ベルやダイニングなどホテルスタッフのユニフォームは詰襟やブラック・タイなど”正装”でまとめられ、格調高いトラディショナルなインテリアにとてもマッチしています。また決して奇をてらわない基本に忠実な接遇に、建物のみならずそのサービスにもこのホテルの歴史を感じます。
メインダイニングのル・ラブレ。朝食時はテラスがおすすめ。 |
”グランドホテル”のノスタルジーあふれる客室
天井が高く開放的なデラックス・タイプ。 |
ダラットの平均気温は18前後。従ってホテルには冷房がありません。ロビー同様、夜間には客室の暖炉にホテルスタッフが火を入れてくれます。暖炉の火を見つめながらその温もりに包まれる二人....。現代のホテルでは、なかなかこのような場面を演出できません!(私は一人で原稿を書いていましたが) そして朝窓を開ければ180度の大パノラマ!スアンフォン湖を中心にダラットの街が一望できます。
次にホテルのアクティビティーをご紹介しましょう!