そしてロンドンへ
パリのルーブル美術館から始まったストーリーは、”聖杯”を求めて舞台はロンドンへと移ります。
”聖杯”伝説の中心、テンプル教会
要塞のような重厚な教会の外観。 |
教会は、ウォーター・ルー・ブリッジとブラックフライアー・ブリッジの間のテムズ川北岸のエリアにあり、対岸にはサウスバンク地区が望めます。
今まで観光ガイドブックに紹介されていなかったこの教会が、パリのサン・シュプリス教会と同じように、今では多くのツーリストが訪れているそうです。
Temple Church
アクセス:地下鉄サークル・ライン、テンプル駅
ロンドン大学キングス・カレッジ
1829年にジョージ4世とウエリントン卿により設立され、現在では約20,000人の学生が学ぶロンドン最大の大学。24箇所のエリアに学部が分かれていますが、宗教学部は小説にも紹介されているように、国会議事堂(ビッグ・ベン)に近接した地域にあります。
小説では、主人公がキングス・カレッジの組織神学研究所のコンピューターで暗号解読を試みます。
ロンドン最古の公園、セント・ジェームズ・パーク
公園から望むバッキンガム宮殿。 |
この静かな公園の一角で、真犯人がまた別の陰謀を図ります。
英国王室の歴史を見守ってきた、ウエストミンスター寺院
威厳と荘重さを感じる、ゴシック建築の代表作。 |
また、この寺院は、著名人の墓所としても有名で、ニュートン、シェークスピア、エリザベス1世、スペンサーなどの墓があります。
トム・ハンクス、オドレイ・トトウ、ジャン・レノのキャストで2006年5月に公開される小説と同名の映画で、この寺院でのロケを申請したそうですが、”ストーリーが神学や宗教の史実と異なる”との理由で寺院がわは撮影を拒否したそうです。
Westminster Abbey
Parliament Sq
Tel: 020 7222 5152
Open: 09:30-16:45