日本株式、外国債券、外国株式に新興国株式をプラス

値動きのリスクを抑えつつお金を増やしていくには、異なる資産の商品を組み合わせて運用することが大事です。そこでどうやって投資商品を組み合わせればいいのか、ポートフォリオ(資産の配分構成)を考えていきましょう。

1000万円を目指すポートフォリオの作り方とは

1000万円を目指すポートフォリオの作り方とは



下記の割合はFPの藤川太さんが提案する、投資信託を例にして作成した期待利回り別のポートフォリオです。

「上手にリスク分散するには、日本株式、日本債券、外国株式、外国債券という4つの資産にバランスよく配分するのが基本。日本債券については預貯金や国債などの安全商品でカバーできるので、投資資金についてはそれを除く3つの資産でポートフォリオを組みます。また、成長性に期待して、外国株式のうち新興国株式を別枠にして組み合わせます」(藤川さん)

ポートフォリオは時間分散して少しずつ構築

債券と株式では株式の方が増えるパワーがあるので(それだけハイリスクでもありますが)、期待利回りが高くなるにつれて株式に多く配分したポートフォリオとなります。投資資金が100万円ある場合、期待利回り5%のポートフォリオを組むなら、日本株に40万円、外国株に40万円、新興国株に20万円配分することに。

「商品は投資信託がお勧め。資産別のファンドが豊富にありますし、1万円程度から利用できるのでポートフォリオもつくりやすいです」(藤川さん)

銘柄を選びたい人なら単元株で日本株式に投資するのも一つの手。3つのポートフォリオをアレンジして自分なりのポートフォリオを組んでみましょう。

なお、ポートフォリオは一度にまとめてつくらないように。投資は安く買って高く売るのが利益を得るセオリーです。まとめて買うと、タイミングわるく高値をつかむおそれがあり、そうなると利益を得るチャンスが小さくなってしまいます。投資資金が50万円あったら、5万円ずつ10回に分けるなど時間分散して少しずつ買っていけば、高値づかみのリスクが軽減できます。

増やせるポートフォリオの例

増やせるポートフォリオの例


☆藤川太さんが考える利回り別ポートフォリオ
●期待利回り3% の場合……
外国債券型50%
国内株式型20%
外国株式型20%
新興国株式型10%

●期待利回り4%の場合……
海外リート型35%
国内株式型25%
外国株式型25%
新興国株式型15%

●期待利回り5%の場合……
新興国株式型20%
外国株式型40%
国内株式型40%

手持ちの300万円。あと何年で1000万円になる?

取材・文/萬真知子 監修/藤川太(ファイナンシャル・プランナー)


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