誰でも今すぐ「株デビュー」/始める前に知っておくと安心!株の基礎知識

株に投資するメリットとデメリット

値上がり益(キャピタルゲイン)と配当金(インカムゲイン)が得られるのが、株式投資のメリット。預貯金に比べて、お金を増やすチャンスは格段に高まります。一方、預貯金などと違い、株価の値下がりなどのリスクがあることも事実です。

執筆者:All About 編集部

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株式投資なら大きなリターンが期待できる

株式投資の魅力は、値上がり益(キャピタルゲイン)や配当金(インカムゲイン)、株主優待が得られることです。

お金を増やすための金融商品はいろいろありますが、皆さんもご存知のとおり預金は超低金利。国が発行する債券=国債も、好景気のときには最高8%程度でしたが、現状では遠く及びません。ちなみに、72を利率で割ると元金が倍になるまでの年数が計算できる「72の法則」というのがあり、8%なら9年で倍(72÷8)に増えますが、1%では72年もかかってしまいます。

株式投資では、預金や債券より大きなリターンが期待できます。企業があげた利益の還元として配当金が受け取れるほか、買ったときより高い株価で売れば、値上がり益が得られます。株価に対していくらの配当金が得られるかは「配当利回り」という数値で表されますが、1%を超えるものが多くあります。値上がり益は銘柄次第です。

現在は長期的にみて株価が安い水準にありますから、始めやすい時期ともいえるでしょう。
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株式投資に伴うリスクは?

ただし、株式投資にはリスクもあります。まずは株価が変動する「価格変動リスク」。洋服や食べ物には、企業努力で価格が安くなっている例もありますが、株は安ければいいというものではありません。いい会社なら多くの人が株を買い、結果として株価が上がります。そうでない会社はみんなが買わないため、株価が安くなるのです。投資した銘柄の株価が下がれば、損失を被ることになります。

また最近は上場企業、有名企業でも倒産することがありますが、倒産すればその会社の株は価値がなくなってしまいます。これが「倒産リスク」です。

さらに買いたいときに買えない、売りたいときに売れない、というのが、「流動性リスク」です。買いたい人と売りたい人の価格が一致してこそ売買が成立するため、知名度の低い会社や人気のない銘柄では流動性リスクが高めになります。

株はどこで、いつ、どんな注文方法で取引される?

取材・文/高橋晴美 監修/インベストラスト福永博之

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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