チャートをチェックして上昇トレンドを逃さない

業績、財務ともに良好、という銘柄でも、一直線で株価が上昇するわけではなく、上げ下げを繰り返しながら長期的に上昇していくのが普通です。投資するなら、下げから上昇に転じる時など、上昇する局面をとらえるのがポイントです。

株価の動きを知って買い時を判断するのに役立つのが、マネーサイトで見ることができる株価チャートです。チャートとは一定期間の株価の推移を表すもので、詳しい見方が分からなくても、大まかに傾向がつかめればOKです。

注目したいのは、株価の推移を表すローソク足チャートに絡むように描かれている、「移動平均線」です。これは一定期間の株価を平均した数字を結んだ線で、相場の方向性を大まかに示すものです。移動平均線が上向きであれば株価は上昇傾向、下向きであれば株価は下落傾向にある、ということがわかります。

中長期投資の買い時を探るチャートとしておススメなのが25日や75日の移動平均線です。これらの移動平均線が上向きで、株価がその線に近づき、上に反発すれば、買いのサインです。

ただし、チャートは株価を確認するためのものであり、チャートだけで判断するのは禁物。あわせて業績や財務状況も確認しましょう。
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業績から買い時を探る

業績面から買い時を探る方法もあります。ウオッチしたいのは、決算が近づいたときなどに出てくる業績に関するニュース。マネーサイトなどで知ることができます。

たとえば四半期決算(3カ月ごと)の前には、収益などの進捗状況が目標を上回っている、などのニュースが出ることがあります。この場合、決算短信を発表する際などに業績予想が上方修正されることがあり、多くの投資家が注目します。

たとえばある企業では、売上目標を上回るペースで業績が上がっているというニュースが出て、その翌週に決算発表があり、さらにその翌日に株価が上昇しました。このような例は少なくありません。

赤字から黒字に転換する、といったニュースも注目度大です。


株式を買った後、保有中は何をどうチェックする?

取材・文/高橋晴美 監修/インベストラスト福永博之

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