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ライフラインが止まる日。何が起きるか?

都市の快適な生活は電力によって守られていることにどれだけの人が気づいているのだろうか? もしも地震災害によってこの供給が止まったら。どのようなことが発生するのだろう。

和田 隆昌

執筆者:和田 隆昌

防災ガイド

最近地震だけでなく様々な気象災害が発生していますが、ガス・水道・電気などの生活に直結するライフラインが長期間停まったとしたらどんなことが起きるか、考えたことはありますでしょうか?つい先日も中部地方で落雷による大規模な停電が発生しました。この時は数時間で回復しましたが、数日間、数週間これが続いたらどんなことになるのでしょうか。もしも首都圏で大規模な停電が長期間発生すれば都市機能は完全にマヒします。主要な交通機関である電車は停止し、社会的な活動は大打撃を受けることになります。そして停電が長期に渡ればある大きな社会問題が発生するのは確実です。

ライフラインが止まる日。何が起きるか?

電力
電力は無限ではありません。もしも発電所などに大きな被害がでれば供給が長期に渡って止まる可能性もないとは言えないのです。
今や都会に限らず、日本人の生活は大きく電力に依存しています。その恩恵にあまりに甘んじているため、特に都市生活者は電力なしには生活することは出来ません。試しに1日、一切の電力を使わずに過ごすことができるか考えてみてください。ほとんど不可能であることに気付くはずです。猛暑の時期であったらすぐに体調を崩してしまう人も多いでしょう。

大きな地震災害の危険が叫ばれていますが、もしもこのときに電力が長期に渡って供給されなくなったとき、いったいどんなことが起きるのでしょうか。


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