防災/災害の種類と対策

サバイバルキャンプのすすめ(2ページ目)

行楽シーズン真っ盛り。いい季節に家族でキャンプする人もいるでしょう。でも今年はちょっと違ったサバイバルキャンプをしてみてはいかがですか? 不便なことをすることは非常時に本当に役に立ちます。

和田 隆昌

和田 隆昌

防災 ガイド

災害危機管理アドバイザー。感染症で生死をさまよった経験から「防災士」資格を取り、自治体や企業の災害対策コンテンツを作成。専門誌編集長を歴任。アウトドア、サバイバル術も得意。2020年6月9日発売中後年のための『読む防災』(ワニブックス)他、講演会、各種セミナー(リモート可)TVなどマスコミ出演多数。

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役に立つサバイバルキャンプ技術

ポリタンク
避難用品のスペシャルグッズ。リーダー的な存在であれば、このくらいの装備は用意しておきたいものです
ではアウトドア体験の中で、具体的にどんなことをやっておけば役に立つのでしょうか。

まずは焚き木を集めての火起こし。ガスボンベなどの買い置きがあればいいですが、避難生活が長期に渡ればボンベなどの購入もできなくなります。また清潔な水が手に入りにくくなることも考慮に入れると、浄水器などがあれば、食中毒や感染症を防ぐことができます。煮沸やろ過する方法までわかれば完璧です。災害時の体力が落ちた時に生水は飲まない、ということは覚えておきたい常識です。

遠出するのもなかなか難しい、ということであれば、自宅の庭やベランダなどで夜を明かしてみるというのも決してムダにはならないでしょう。マンション住まいの人も、たまには電気を消して長時間過ごしてみると、災害時の苦労がわかります。その際にろうそくなどを使う場合はくれぐれも火の始末だけは気をつけて。事前に簡易消火器なども用意した上でトライしてみてください。

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