防災/災害の種類と対策

サバイバルキャンプのすすめ

行楽シーズン真っ盛り。いい季節に家族でキャンプする人もいるでしょう。でも今年はちょっと違ったサバイバルキャンプをしてみてはいかがですか? 不便なことをすることは非常時に本当に役に立ちます。

和田 隆昌

執筆者:和田 隆昌

防災ガイド

週末や休暇を利用して、アウトドアでサバイバルキャンプを開いてみませんか? 大きな災害があってライフラインが途絶えた時に、アウトドアでのキャンプ経験は大いに役立ちます。家族分のアウトドアキャンプセットが用意されていれば、何らかの理由で自宅に住めなくなった場合、避難所に入れなかったとしても、一時的な避難施設を持つことができます。子どもたちも「不便」を学ぶことによって、より資源の大切さを学ぶでしょうし、イザというときの生活力を身につけることでしょう。


サバイバルキャンプのすすめ

キャンプ1
キャンプ道具は災害時にそのままサバイバルグッズになる。でもいざという時に使えますか?
ここで重要なのは、日常の「快適」を極力持ち込まないこと。電気、ガス、水道が全て止まったときに、いかに生き抜くかを学ばなければならないからです。そのためにはテントを自ら張り、火を起こし、最小限の水を有効に使って過ごすこと。

このときに非常用に用意した道具をフルに使えば、災害時の用品チェックにもなるので一挙両得です。本来はトイレなども作るほうが勉強になるのですが、キャンプ場の規則もありますので、その範囲内で行ってください。

■災害時に応用が効くキャンプ用品
  • 家族分のテント(ポップアップ式)
  • 寝袋
  • ランプ
  • ガスコンロ
  • 飯ごう
  • 浄水器

では、実際に災害時にどんなことが役に立つのでしょうか >>

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