一瞬の判断が生死を分ける
普段はとても静かな神奈川県のある港。しかし一度津波の危険が迫れば大変なリスクのある場所に。 |
インド洋の大津波はまだ記憶に新しいでしょうが、実際、過去国内でも多数の人が津波災害で命を失っています。今差し迫っていると言われている東海地震の発生時には、地域によっては20数mの高さの津波が発生する可能性があります。そのように住む場所によっては大きなリスクを抱えて生活しなくてはならないのです。
海辺に住んでいる人には常識とは思いますが、津波はゆっくりとした小さな地震でも起きますし、はるか数千キロも離れたところで起きたものでも大きな津波となって沿岸を襲うこともあります。少しでも揺れを感じたり、警報を聞いたりしたら、一目散に高台や3階以上の鉄筋の建物に向けて走り出しましょう。津波はジェット機なみのスピードで押し寄せるために、見えたときにはもう手遅れです。ここで「まだ大丈夫」「たいしたことない」と思い海岸にいた人は全て犠牲者側に入ってしまうわけです。
実はこの一瞬の判断とは「場所の危険」に対する認知度が大きく関わっています。これを上げること、それが実はあなたの「生存確率」を大きく上げてくれるのです。
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