震災で家屋から火が出ると
火災が起きると何台もの消防車が現場に出動します。でも同時に何箇所も火の手が上がったらどうなるでしょう? |
大震災の時の火事は自分で消す以外にないと思ってください。阪神・淡路大震災の時、上空から見た火事の映像は凄まじいものがありましたが、あんなことが他の地域でも起きる可能性は十分にあります。例えば東京でも木造家屋の密集地域はやはり危険度は高いと思われます。(下記リンク参照)
そこでいくつもの同時多発火災が起きたなら…やはり自助努力、地域での消火活動に頼るをほかないのが現実なのです。
焼死は倒壊が原因?
阪神・淡路大震災で犠牲になった人の数は5500名以上ですが、その約10%弱が焼死したといわれています。しかしこの中には圧死や閉じ込められてしまい、結果的に焼死が原因とされてしまった人も含まれています。そういう意味では家の耐震化ももちろん、震災時に閉じ込められたり、ケガを負って、避難が遅れたりしないような家具の配置や固定などを考慮する必要がありますよね。そしてデータによるとやはり倒壊家屋の1Fに寝室のあった高齢者が、逃げ遅れて被害にあっているというケースが目立ったようです。火災による被害は、就寝時に起きた場合に格段に大きなものになるといわれています。多くは焼死よりも煙による一酸化炭素中毒による中毒が原因で逃げ遅れ、結果的に焼死してしまうこともあります。
ではこれらの被害確立を下げるためにはどうしたらよいのでしょうか。
【関連サイト】
東京都の火炎危険度(PDF)
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