防災/防災関連情報

大震災が起きて本当に役に立つものは?(2ページ目)

地震への備え、あなたは準備してありますか? 水や食料を3日分とは常識ですが例えばメガネとかコンタクトなどの日常品の予備は持出リストに入ってますか?この際、非常持出袋を再検討しましょう。

和田 隆昌

執筆者:和田 隆昌

防災ガイド

被災地で役に立つのは「自転車・バイク」

自転車
コンパクトな自転車は被災地でとても重宝します。積載能力の高い、お買い物自転車でももちろん役に立ちます
大規模な震災が発生し、交通機関が停止し、自宅家屋が被災した場合、また延焼の危険があって避難地域に指定された場合には、徒歩などで安全な場所に移動しないとなりません。その際、自転車やバイクなどがあればより遠距離まで避難することが可能になります。

車は大震災が起きると、道路が閉鎖されるために使用できません。場所を移動する際には、置いて捨てていかないといけない事態にもなりかねません。バイクは機動力があり、救出や連絡に威力を発揮しますが、自転車はバイクと違ってほとんどの人が使用でき、ガソリンなどの供給の必要もありません。荷物の運搬にも台車がわりに使用できます。

意外にも利用価値大なのが最近流行の小径自転車や折り畳み自転車と呼ばれるジャンルのもの。最近のものは性能も上がってとても快適に移動できます。通勤に使えるような環境ならば、帰宅難民になることもない。車のトランクに積んでおけば、たとえ道路が封鎖していても速やかに移動できます。

避難用として考える場合には、高価な自転車である必要はありません。場合によっては積載能力のある、買い物用自転車の方がよいこともあります。(最近ではノーパンクタイヤなどの自転車もあり被災時には最適)

そして震災時のモラル低下を考えて、二重鍵やワイヤーなどは普段から使用しておくことが肝心です。

これからの日本は、毎日大震災の起きる確立が上がっていくような時代なのですが、だからといってそんなに怯える必要はありません。しっかりとした準備をして、家屋が最初の数分もちこたえればあとはまず死ぬ可能性はほとんどありません。まず何をすれば?という人は、少なくとも寝室の安全から確保しておきましょう!




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