防災/防災関連情報

火災の原因は「ひとだま」? 「火の玉」で火災発生!?(2ページ目)

夏の定番といえば、キャンプや旅行で大人気の肝試し。そこに、「火の玉」が現れたらびっくりしますよね? 先日、コレが原因で火災が発生しました。さて、「火の玉」の正体は…!?

執筆者:荒井 健一

子供達にとっても、大人にとっても花火は夏の身近な風物詩。友達や家族、恋人と一緒に、見て、遊んで、音を楽しむ遊びです。芸術的で、ロマンチック、そしてエキサイティングな花火は、日本では昔から夏の風物詩として欠かせない伝統的なモノです。

しかし、最近では花火で遊ぶには場所によって様々な規制がかけられています。これは、今までの我々の遊び方にも問題があった事も原因の一つ。時には関係のない人まで巻き込んだ事故も起こり、花火=危険 というイメージが先行しはじめている感があります。

事前の準備をし、周りへの配慮と注意を忘れずに行いましょう。そして、子供達だけでは遊ばないようにしましょう。特に注意したいのは、中学生や高校生といった「大人」に干渉されたくない年頃の方々の遊び方でしょう。私も、この年頃の時は絶対「大人」に干渉はされたくありませんでしたし、自分では大人だと思っていました。

もしも、この年頃の方達が読んでいるのでしたら、「自己責任」という言葉を忘れないでください。事故や火災が起きてしまった時、親や友人に迷惑をかけないだろうか?という事を意識して、消火の準備、遊び場所の選考、他人への迷惑の有無(声なども含む)、事後の後始末をしましょう。そして、もしもの事故や火災の時にはすぐに警察や消防署に連絡をしましょう。判断が遅れれば、大事に至る事もあります。また、大したことが無くてもきちんとした対応をしなければ、「最近の若い者は…」という、不本意な目で見られかねません。多少勇気がいるかもしれませんが、それも「責任」です。

火の始末と事故に注意して、今年しか出来ない「夏」のすばらしい思い出を作りましょう!


万が一、おもちゃ花火で事故がおきた場合は、花火を買ったお店に連絡しましょう。 (社)日本煙火協会が定めている安全基準に、適合していると認められたおもちゃ花火が、万一それ自体の欠陥で消費者に災害を与えた場合、損害賠償責任保険で賠償されます。ただし、使い方が悪く、本人の過失・不注意による場合は、賠償されません。ご注意ください。
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