防災/防災関連情報

いざという時の消防設備:排煙口 有毒な煙を吹き飛ばせ!(2ページ目)

火災発生時、吸い込むことで死に繋がりかねない『煙』。この煙を排除し、避難経路を確保する為の設備が『排煙口』。しかし、使用できなければ無用の長物。使用方法を知っておこう。

執筆者:荒井 健一

▽排煙口の操作方法
排煙口の外観排煙口
見た目では、天井にある点検口と区別できないようなものもありますが、普段は意識しないような作りになっている物が多いです。


排煙口 手動起動装置 排煙口 手動起動装置
避難経路などの、窓に面していない場所に、排煙口は設置されていますので、それを手動で操作する、起動装置もその近辺にあります。形は様々な物があり、最近の物はタバコの箱程度の大きさです。


手動起動装置内部蓋を開けると、レバーがあります。その他にも、押しボタンを押す、ワイヤーをひくなどの操作を必要とする手動起動装置があります。
手動起動装置 レバー式


排煙口 開放の仕方レバータイプでは、下まで引き下げます。


排煙口 開放排煙口が開放され、排煙機が起動します。天井内にあったりして、開放したかどうかが見えない物もあります。
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