伊豆・熱海の観光・旅行/伊豆・熱海のおすすめエリア

中伊豆(2ページ目)

中伊豆の魅力とおすすめの観光・レジャースポット、そして観光のためのプチアドバイスです。

小暮 祥子

執筆者:小暮 祥子

家族旅行・子連れ旅行ガイド

中伊豆の楽しみ方

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中伊豆では いちご狩りも盛ん

韮山や伊豆長岡では12月中旬頃からGWにかけていちご狩りが盛んです。有機栽培や立ったままでイチゴ狩りができる高設栽培も増えています。寒い期間でもハウス内は暖かいので冬のレジャーとしても最適。品種はそれぞれの園で違いますが、人気が高いのは大粒で糖度が高い静岡生まれの「章姫(あきひめ)」など。また、伊豆長岡では6月~8月はブルーベリー狩りも楽しめます。
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 中伊豆は日本でも有数のわさびの生産地

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豆腐づくり体験(伊豆大見の郷 季多楽)

伊豆ならではの味覚狩りや手作り体験も多く、「わさびの大見屋・石庭わさび園」(伊豆市地蔵堂1242)や天城峠の手前にある道の駅「天城越え」内の「天城わさびの里」(伊豆市湯ヶ島892-6/0558-85-0999)では、ワサビの収穫体験やワサビ漬けづくりの体験ができます(実施期間は要問い合わせ)。

 
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かわいい衣装で茶摘体験(蔵屋鳴沢)

あかねだすきにかすりの着物という茶摘み衣装に着替えて、気分ものりのりで茶摘体験ができるのは、韮山反射炉そばの蔵屋鳴沢(伊豆の国市中272-1/055-949-1208)。子供のみでの体験は不可ですが保護者同伴であればOK。もちろん男性も体験できます。他にも、地元で採れた大豆と、天城山の湧水で豆腐づくり体験ができる伊豆大見の郷 季多楽(伊豆市柳瀬252-1/0558-83-2636)もおすすめ。2人以上で要予約です。

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河津七滝ループ橋

大小7つの滝が集まる河津七滝(かわづななだる)では、森林や滝からのマイナスイオンに包まれ、遊歩道を散策するのがおすすめ。バスで水垂のバス停で降りれば下りコースなので楽々。車なら河津七滝入口にある直径約80mもの「河津七滝ループ橋」も必見です。大滝近くの七滝茶屋に寄ってイチゴのスイーツも是非お試しを。




また、“伊豆の小京都”とも呼ばれる修善寺は、桂川が流れ、竹林の小径や独鈷の湯、修禅寺などを目当てに遊歩道を散策すれば、どこか懐かしい情緒を感じます。
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竹林の小径(修善寺)

この地ならではの蕎麦の美味しい店や、鎌倉幕府2代将軍・源頼家が入浴したという歴史ある外湯を再現した「筥湯(はこゆ)」(静岡県伊豆市修善寺925/0558-72-5282)に立ち寄ってのんびり過ごしてはいかがでしょう。

 

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 源頼朝と北条政子をイメージした銅像(蛭ヶ島公園)

そして中伊豆は歴史や文学とも深い関係がある地です。韮山の蛭ヶ島は源頼朝が配流されたと伝わる地で、源氏再興の旗揚げをするまでの約20年間を過ごしたとされています。そのため近くには北条時政が頼朝の奥州攻め戦勝を祈願して建立した「願成就院」(静岡県伊豆の国市寺家83-1)など、様々な足跡が残されているので、旧跡めぐりをしてみるのも一興です。

また文学では「伊豆の踊子」の舞台ともなった湯ヶ野温泉は、今でも手付かずの自然を残す人情溢れる温泉地です。川端康成が滞在したという湯ヶ野温泉の「福田家」(静岡県賀茂郡河津町湯ヶ野236/0558-35-7201)や天城湯ヶ島温泉の「湯本館」(静岡県伊豆市湯ケ島1656-1/0558-85-1028)には、当時のままの部屋も残っており、今なお多くのファンが訪れています。

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初夏の楽しみ、ホタル鑑賞(出会い橋)

緑に囲まれ、清流の流れる中伊豆では、初夏の風物詩「ホタル」も観賞できます。
※主なスポット……「出会い橋・天城温泉会館」、「中伊豆ホタル園」、「赤蛙公園」、「伊豆自然村キャンプフィールド」、「韮山反射炉」、「小坂清水池親水公園」など




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