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トイレの位置と猫砂遍歴 猫のトイレ考(2ページ目)

猫のトイレはどこに、いくつ置いたらいいのか。猫砂はそれぞれどんな利点がありどんな難点があるのかをまとめました。

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド

うちには10匹もの猫がおりますので、猫砂の消費量と、消臭効果にはすごく気を使います。
現在は「ひのきの猫砂」という製品名を見ればどんな製品かがそのまま分かる砂を使わせて頂いていますが、ここに落ち着くまで、様々な砂を使って来ました。
それぞれ、私の個人的な所感ではありますが、使用感を書かせて頂きます。

■紙の砂
軽くて捨てるのには便利な上に可燃ゴミに出せるのですが、軽い分猫と一緒に部屋中に散乱します。もっとも、散乱した所で紙なので掃除機で吸ってしまえばそれで終わりなのですが・・・いかんせん匂いが取れずうちでは使えませんでした。

■おからの砂
これについては、可燃ゴミですし、リサイクルですし、大変よいものなんだろうと思うのですが、私が個人的におからの匂いがダメなのに、部屋中おから臭くなってしまい1度使ったきりです。中には食べ物と思って食べてしまう子もいると聞きました。(大量でなければ問題ないそうですが)消臭効果などは、おからの匂いにやられてしまってよく分かりません。すいません。

■鉱物系の砂
鉱物系は安いものが多いのですが、不燃ゴミなので地球に優しくありません。また、重量があるので買って帰る時にも、ゴミに出す時にも10匹分だと重労働です。
アメリカ産の「エバークリーン」という砂は非常に小さく固まり、消臭効果も抜群でしたが輸入品故高価なので、5匹になった時点で使えなくなりました。また、形状が本当に「砂」なので、猫の足について部屋中の床がざらざらしていたのが難点でした。

■シリカゲル
シリカゲルは色がついても、匂いが出ないうちは変えなくていいそうですが、見た目が黄色くなるので精神的にダメでした。また、10匹もいると、ふと気をぬくとおしっこの中にシリカゲルが浮いている様な状況になってしまう事もあり(少量でよい為)超多頭飼いには向かない砂だと思います。

■洗える砂
興味はあるのですが使用した事はありません。洗って干してまた使う訳ですから、地球にはたぶん一番優しいのだろうと思います。しかしながら、10匹分の砂を洗って干して・・・ズボラな私にそんな事が続く筈もなく、今は横目で見るだけです。
知り合いに6匹飼っていてこの砂を使っている方がいますが、尊敬の一言です。

■木の砂
これが現在使っている、「ひのきの猫砂」の分類されるべき砂ですが、当初別の同じ様な製品を使ってあまりに固まりが悪かった記憶があったので、木の砂は敬遠していました。
ところが、たまたまご縁があって、この砂を使わせて頂く事があり、その消臭効果と固まる力に仰天しました。技術は進歩しているんですね。以来ずっとこの砂のお世話になっており、今の所不満はありません。可燃ゴミに出せますし、木だから比較的軽いのも助かっています。
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