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笑・愛・涙…これから公開の犬映画特集!

犬映画はお好きですか? 今年は犬が出演する秀作映画が目白押し。これから公開されるものにスポットを当てて、ど~んとご紹介しちゃいましょう!

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド

犬が好きなら、犬が出ている映画やドラマも気になるという人もきっと多いことでしょう。「笑える楽しいものが好き!」「ちょっとジ~ンときちゃうのもいいなぁ」……。

今年は犬映画の秀作ラッシュです。そんな中から、これから公開される作品に絞って、ど~んとご紹介しちゃいましょう!

=Index=
・『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』
・『ビバリーヒルズ・チワワ』
・『ボルト』
・『HACHI 約束の犬』

『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』

『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』
1頭の犬からもらった愛と幸せ。それは、とってもとっても大きなものだった……。

あなたの愛犬はお利口ですか? それとも、おバカですか?(笑) 憧れた犬との生活も、とんでもないイタズラ続きで、しつけも手に負えない、こんなはずじゃなかったのに……なんて思っている人もいるかもしれませんね。共にジャーナリストである新婚カップル、ジョン(オーウェン・ウィルソン)とジェニー(ジェニファー・アニストン)も愛犬として迎え入れた一頭のラブラドールに振り回されます。

ゆくゆくは子供が欲しいと思っていた二人ですが、まだ親になる自信ももてずにいたところ、友達から受けたアドバイスが、「子育ての練習に犬を飼えば?」。やって来たのはころころとした、それは可愛いクリーム色の子犬でした。

“マーリー”と名づけられたそのコは、実はとんでもないおバカな犬だったのです。半端じゃないイタズラ、興味の対象は何でも口の中に入れてしまい、ジェニーが妊娠したお祝いにとジョンがプレゼントに買ってきたネックレスは、アッと言う間にマーリーの胃袋の中。ウンチの中から見事に光り輝くネックレスが出てきた時のジョンの心中、どんなものだったのでしょうねぇ(笑)。きちんとしつけをと思ってみても、「私のしつけ方法で失敗したことなどない」と自負するベテラントレーナーからも匙を投げられる始末。

犬がいることで、共に家族が成長する物語

やがてジョンとジェニーは3人の子供に恵まれることになります。ふと気がつけば、あれほどおバカだったマーリーが、家族にとってはとても大切な存在になっています。もの言わぬマーリーに、多くのことを教えてもらっていることに気づいた時、ジョンとジェニーも親として、そして人間としても成長しているのでした。この映画は、犬の一生を綴ったものではありません。犬がそこにいることで、共に笑い、喜び、時に悲しみながら、家族が成長していく姿を描いています。

原作は、ジョン・グローガンの著書『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』。監督であるデヴィッド・フランケル自身も4頭の犬と暮らす愛犬家として知られています。子犬からシニア犬まで、22頭の犬達が演じたこの映画。犬の自然な姿にこだわって撮影されているだけに、そのストーリーとあいまって、多くの犬好きの心をとらえることでしょう。

犬は、優等生である必要はありません。飼い主の希望や望みをただ押しつけるだけでは、犬達にとっては迷惑なこと。私達人間と暮らしてもらう以上、ある程度のしつけは必要ですが、少しくらい、いや、大いにおバカでもいいじゃないですか。彼らには、真っ直ぐな愛があるのですから。今という時を、一緒にいられることを、もっと素直に楽しもうよ! そんなマーリーの声が聞こえてきそうです。

【公開予定日】2009年3月27日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー!!
【配給】20世紀フォックス映画
【監督】デヴィッド・フランケル
【原作】ジョン・グローガン
【出演】オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン、エリック・デイン、キャスリーン・ターナー
『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』オフィシャルサイト

次のページでは、『ビバリーヒルズ・チワワ』をご紹介します。
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