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あなたも虜になる ビアデットコリー!(2ページ目)

『めずらしい犬種を飼いたい』シリーズ第2弾。今回はビアデッドコリーのブリーダー・澤端典子さんに話を聞きました。澤端さんは仕事で訪れたミラノでビアを見て一目惚れ。ブリーダーの道に!

執筆者:坂本 光里

澤端さんは初めて犬を飼う方には生後3カ月以上にならないと渡さないという姿勢を貫いていると言います。
「なるべく母親や兄弟犬と長く暮らすことで、社会性を身につけさせてからオーナーさんに渡した方が、犬にとっても人間にとってもベストな生活が送れることを経験的に実感しているからですね。もちろん、先方がすでに何頭か飼われていたりする場合にはもう少し早くお渡しする場合もあるけど、やっぱり90日そばに置いておいた子の方が何倍も飼いやすい子になる。いっときのことをガマンしていただくだけで、その後の十何年かがずっとよくなるわけですから、そのへんはとくとくと説得します」(澤端さん)

当然ワクチンも1回目はブリーダー負担で打って、最初に飼われる方には必ずドッグフードとトリミングなどの手入れ用具一式プレゼント。ドッグフードはなるべく指定のものを薦められるそうです。それは育っていく過程で健康面に何か問題が起こった場合、フードさえわかっていれば何が原因なのか掴みやすいし、アドバイスもしやすいからだとか。
「自分が繁殖したビアについては最後まで責任を持って見守りたい。だから自然と飼い主さん同士もつながりができて…きょうもドッグショーに出陳しているモナコちゃん(1年3カ月)やブルースくん(5カ月弱)の応援に他の飼い主さんたちが駆けつけてくれました。そういう人のつながりもブリーダーから犬を買うひとつの楽しみって思ってほしいですね」(澤端さん)


【ラインブリードについて】
ある血統を守るための繁殖法のこと。自分の犬舎で繁殖した犬の中で容姿や性格の優れたものを残し、その犬舎独自の血筋を確立する。犬舎独自の容姿や性格をもった、完成度の高い犬が生まれやすい。血が濃くなるのを防止するため、異なる系統の血筋をもった犬との交配も随時組み合わせて行わなければならない。

それでは「MOON BREEZE」犬舎のビアと
パートナーさんたちを ご紹介しましょう!
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