先の先まで見越して、少しでも収入アップを目指して!
目標は子どもが中学進学と同時に正社員になること! |
年月を経れば、親や自分、子どもをとりまく環境や事情、すなわち健康状態、経済状態、仕事の状況などが変わっていきます。自分の老後のことまでを考えていつも去年より今年、今年よりも来年と、少しでもよい状況になるようにがんばっていきたいものです。以下はワンポイントアドバイスです。あなたにあてはまり、参考になりそうな項目がありましたら読んでみてください!
相性のいい会社は必ずある! 1社の結果で諦めないで
- 正社員だったが同僚より早く帰ることが多く職場いじめに遭って退職したから
その職場では子どものいる同僚がマイノリティだったからそんなことにもなってしまったのでしょう。職種によって同じ立場の人が多いところもあります。もしかしたら、そういう職場の方が働きやすいかも知れません。特に上司が同じ立場だとよき理解者にもなってくれますから、1度こんな目に遭ったくらいで他の職場も同じだろうなどと思わないで! - 無理して正社員となり周りに気を遣ったり遣わせるよりパートの方が気楽だから
これで本当に生活的にも問題ならよいですが、ワーキングプア状態で家計は火の車だとすれば、やはり子どもの手が離れる頃に正社員途用の道の可能性のある職場でのパートでがんばるとよいでしょう。いくらパートでもキャリアを積めば会社から評価されることもあります。つまり正当な評価をしてくれるような会社を選んで働いているとよいわけですね。 - 時間になったらパッと切り上げて帰れるから
ひとり親は家庭・子どものことにおける責任はすべてひとりで負わなければなりません。そうすると、正社員で急な残業を無理してこなすより低賃金でもサッと帰れるほうがよいということでしょう。この場合も子どもの年齢を視野に入れて、子どもが小学生・中学生・高校生・大学生になったとき、どんな働き方ができるのか先を見越して職種や会社を選ぶとよいでしょう。 - 保育園・学童保育の迎えの時間に間に合わせるにはパートにするしかないから
遅れるわけにはいかない迎えの時間のことがあれば、パートの方がよいことは確かです。が、今ファミリーサポート事業などで保育ママ等、お迎え+自宅待機代行など、各自治体ではさまざまなサービスを実施していますから、使えるものは全部使う気で調べて利用することも1つです。
就労支援の講座やサポート体制を活用して
- 専業主婦期間が長かったので正社員で採用される自信がないから
結婚・出産までは働いていたものの、長いブランクがあると自信も失くしてしまうのですね。だったら、専業主婦体験を生かせるような職種で正社員を目指すというのはどうでしょう? 主婦の視点や経験が全部キャリアになり得る仕事があるはずです。不安はあって当たり前。でも覚悟を決めてがんばっていれば、必ず成功します。 - パソコンができないので責任のある仕事は無理そうだから
この10年間で世界は一変し、現在どんな職場でもパソコン操作は必須です。ですから、たまたまこの十年家庭に入って過ごしたため、パソコンがイマイチ苦手というなら、各自治体が主催している講座を利用して習得しましょう。もちろんパソコンを持っていれば独学も可能です。母子家庭の母親限定の就労支援を目的としたパソコン講座はどこの自治体でも大概行っているようです。派遣会社に登録すると無料で講習を受けられることもあります。
ひとり親家庭は不利……自分で思い込まないで!
- 子どもが小さい、ひとり親家庭という理由で不採用になったから
人との出会いと同じく職場との出会いも縁です。この会社とは縁がなかったけれど、別の会社なら違う結果が出ることだってあります。子どもが小さいと無理なんだ、とたった何回か不採用になったくらいで決めてしまわず、100回くらいはチャレンジするつもりであきらめないことが大事。 - 正社員希望なら不採用、パートなら採用すると言われたから
就活にこれ以上時間を使えないという状況になってくると、もうパートでも仕方ないということにもなります。この場合、会社と職種等で判断します。会社の将来性は? 職種は、もし正社員になれた場合、一生続けたいと思えるものか? 子どもの手が離れたら、正社員への道もありか? - 「試用期間後正社員雇用」という話だったが、残業できないならパートでと言われたから
この場合も子どもが大きくなれば、残業も可能となります。例えば子どもが中学生にもなれば部活や塾で忙しく出勤前に夕食の準備をしておけば残業もできる、などシミュレーションしてみます。何年後にはどうなる等予測をし、会社と相談・交渉してみてはいかがでしょうか? - ひとり親家庭の母親はまず正社員で採用されることはないと聞いたから
それは会社によってそれぞれです。1回の就活でたまたま採用になることもあれば、なかなかうまくいかないこともあります。相性のようなものですから、行動を起こす前から決めてかかるのは止めた方がよいでしょう。
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