隠れた本音に気づくためのヒント

母子
本当に私はこの子のために離婚を先延ばしにしているのかしら?
それでは、自分自身の隠れた本音に気づくために、もう少しじっくり探ってみましょう。

  • 実は子どもをひとりで育てる自信がない
    確かにひとりで子どもを育てることは自分自身が大変なのであり、その大変な状態が子どものためにもよいことではないということなのかも知れません。そんな現実的な視点を持てることは悪いことではないですが、それなら「子どものために」という言い方はせず、離婚してやっていける自信が自分にない、と言うべきでしょう。
     
  • 実は夫婦関係が持ち直す可能性にかけたい
    夫婦間に問題があって、それは時間が解決してくれる可能性が持てるものなのであれば、子どもを言い訳に引っ張り出すのは止めて、すぐに解決に向けて努力をすべきです。その際、相手を変えようと思わないで。自分が変わった方が、解決への近道であることをお忘れなく。
     
  • 実はパートナーへの愛情があるからなのに、認めたくない
    離婚話をパートナーに切り出されてしまうケースが一番動揺します。心の葛藤が始まり、こんなにも自分を苦しめる相手を憎むかも知れません。しかしこの憎しみは愛情があってこそのもの。まずは子どものことは切り離して夫婦の問題としての離婚問題としっかり向き合い、その上で子どものことを含めて考えていかなければなりません。
     
  • 実は親権が取れないかも知れない不安がある
    夫婦が別れることは仕方がないにしても、子どもとは絶対別れたくない、親権だけは何が何でも相手に渡すわけにはいかない、という場合、それなら「子どものために」離婚は今はまだせずだましだまし暮らすこともありだと……。それは子どもと別れたくない「自分のために」ということですよね。ここをはっきりさせて納得しましょう。
     
  • 実は生活が激変することへの不安が強い
    夫婦の関係は破綻しているけれど、いざ離婚となれば、仕事を始めなければならない、転職を余儀なくされる、家事や育児をすべてひとりでこなさなければならない、子どもと離れて暮らすかも知れない……。これまでの生活と比べて激変が予想される。果たして、そんな新しい生活が成り立つものか? この不安を「子どものために」と言い換えるのは止めましょう。
さて、今回一番言いたかったことは、子ども自身に「自分のために親は犠牲になった。不幸だった」という罪の意識を持たせてしまうことはどうしても避けなければいけない、ということです。

子どもはこの心の傷を一生背負っていくことになり、どんな形で現れるか現れないのかは分かりませんが、精神に不調や障害を来す可能性が生じます。親の離婚自体が心の傷となることも、もちろんありますが。

親の「子どものために離婚を我慢していた」という言葉は、「あなたのために犠牲になった」と子どもは解釈し傷つくことにもなりかねないのです。ここをよく考えて、親は自分の本音を「子どものために」ということにすりかえていないか、もう一度よく自分自身に確認すべきでしょう。

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