同居か別居かは…人生の分かれ道? |
同居話はどんなときに出るか?
義父母との同居話が出る時期やきっかけとなるのは―。●同居話が出る時期やきっかけ
1.妊娠・出産時
2.住宅購入や家の建替え時
3.義父母の要介護時
まずは、妊娠・出産がきっかけになることが多いです。子育ては夫婦ふたりだけでは大変、可愛い孫の成長を目の当たりにしたい…。次に住宅購入や家の建替え時。資金援助、土地を贈与するから同居しよう、二世帯住宅にしよう…。それから、義父母が要介護となったとき。これは夫が切り出すことが多いです。
愛する夫を生んでくれた義父母は、かけがえのない存在であることには違いない。一緒に協力しあい仲良く譲り合ってお互いに幸せな同居生活を送れたら、それに越したことはありません。けれども、そんな理想の嫁姑関係を築いている人たちは、少数派です。
理想を描き希望を抱いて同居生活に入った人も、生活していく中で、「こんなに大変とは…」「こんなはずでは…」ということになる場合がほとんどなのではないでしょうか。実際同居を始めたら、これまではゲスト待遇だったのが、何でも言いつけられる使用人扱いに。嫁=使用人、奴隷といってもおかしくない、と泣いている人もいました。
嫁姑問題が夫婦関係を壊すことも
義父母との関係というのは、本当に難しいものがあります。夫婦関係は夫婦間のみの問題ですから、問題自体は割にはっきりしているものです。しかし、義父母との関係は、義父母対嫁(婿)というところから夫(妻)も絡んできて、複雑になります。もっと問題が大きくなると、実家の親まで巻き込む、家VS家の大騒動にまで発展してしまうのです。義父母との同居話や同居生活が原因で、夫婦関係が決裂し離婚へ、という話は、実は少なくないのです。夫と二人で暮らしていた頃はうまくいっていた。ところが、姑と同居し嫁姑バトルが勃発したら、夫は妻を守ってはくれず、理不尽なことばかり言っている母親の味方についてしまった。または、板ばさみ・仲裁に疲れ家庭の外に目がいき、不倫にはまってしまった…。
このように、同居トラブルが原因で、夫婦関係がこじれてしまったり、最悪の場合壊れてしまうのは悲しいことです。世間のあちこちで耳にする嫁姑問題。いざ、自分が同じ立場になっても、ありふれているけれど当事者にはつらい嫁姑問題に、やっぱり直面する…。それが最初からわかっているので、極力同居は避けたい、避けようとするのは、賢い選択ではあるのでしょう。
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