もうひとつの離婚の理由に、多忙な堺さんと良妻賢母を貫こうとした美里さんの、すれ違いの生活があがっていました。
堺さんは、確かにたくさんの番組に出演しているし、多くの公演を行なっています。男性側からすれば、堺さんを認めなければ家族のために頑張っている自分たち男を否定することになります。どこの家庭にでも言えることは、夫が仕事人間になると妻は何か自分がおいてきぼりにされたような孤独感にさいなまれるもの。いくら夫が妻に「俺の背中を見てだまってついて来い」といっても理解できませんよね。夫は自分がどんな思いで毎日頑張り続けるのかヴィジョンを伝えなければ、妻は理解できないし、ついては行けません。
また美里さんのように裕福な家庭で育った人は、一生懸命働くことに対して理解できないものらしい。そんなに仕事しなくたって食べられればいいでしょう、などと理想論を語ってくる。仕事は元気なうちに、やれるうちに、できる限りやっておかないといつ無くなるかもしれない。堺さんのような人気稼業の人は、その思いが私達より強かったことでしょう。
今回の離婚騒動でPTSDとい言葉がクローズアップされました。これは何も幼いときの体験からなる病気ではないそうです。堺さんは美里さんと結婚する前に一度離婚をしています。前の失敗を繰り返すまいと、若い妻を甘やかしていたのではないでしょうか。もしかしたら堺さんの方こそ、一回目の離婚がPTSDとなって、それを乗り越えていなかったのではないでしょうか。
いずれにせよ、堺さんの言葉ではありませんが、早く娘さんの前で笑顔を取り戻して欲しいですね。子どもが安心して暮らすには、親の笑顔しかありませんから。
昨日7月12日は、美里さんの告白本「『しあわせ』のかたち-PTSDからの旅立ち」の発売日でした。もし会見と本の出版の順序が逆だったら、今回のような騒動にはならなかったのかもしれませんね。
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