爽快! 自然の中で走るプーケットマラソン
この海を見ながら走りたいランナーたちが世界中から集まった |
プーケットマラソンとは、2004年12月に起きたインド洋の津波被害復興支援の一環として昨年第1回目が開催されたばかりのもの。今年は昨年に比べ参加者も増え、世界各地40カ国から3000人(内日本人は約100名)がこの大会に参加しました。
ガイド記事では去年もこの大会の様子をお伝えしたのですが、今年はガイド自らもランナーとして参加しましたので、今回はガイドの実体験を踏まえてご報告します!
美しい緑と海を眺めながら走れるのはプーケットならでは!
雨が降っていることなど関係なく、ランナーたちのテンションはあがっていく |
プーケットマラソンのコースはフルマラソン、ハーフマラソン、10キロファン・ラン、5キロウォーキングの全部で4つのコースに分かれていて、今回ガイドは10キロのファンランに参加しました。早朝から降り続いていた雨も、午前6時半のスタート時には小雨になり、タイにしては暑すぎず、走るのにちょうどいい気温になりました。
日本でプーケットというとビーチが有名ですが、実は島内には小さな山がたくさん並んでいて、島全体が緑に囲まれています。マラソンのコースはそんな緑と海の両方を眺められるように設定されています。波の音を聞きながら海沿いを走るというのは、ビーチでのマラソンの醍醐味ですが、今回のような雨の後の雨水で生き生きとした木々の美しさも魅力的です。途中、放し飼いにされた水牛が悠々と草を食べたり、鶏が道の横を一緒に走っていたりと、動物までコースにいるのは、まさにタイならでは……。日本では味わえないものですね。
今回初めて、プーケットマラソンに参加してみて、このマラソン大会ではコースを単に走るだけでなく、コースからの眺めや周囲の環境を楽しめるということを初めて知りました。
⇒次のページでは、タイ舞踊まで満喫できてしまう、その実態に迫ります!