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郷愁誘う湘南アイランド・江の島へぶらり

私の心の故郷、江の島に行ってきました。あいにくの曇り空でしたが、昔とほとんど変わらない情景や空気感、道々で出合う猫たちに癒されました。ラッキーなことに、大好物の生しらすも食べられて大満足でした!

塩田 典子

執筆者:塩田 典子

一人旅ガイド

弁天橋
片瀬橋の対岸に見えてくる江の島
大好きな江の島にやって来ました。江の島といえば、私が小学生の頃、毎年のように訪れていた場所。海水浴は腰越海岸と決まっていた我が家では、海水浴に来るたびに江の島を訪れ、射的に興じたり、屋台で焼サザエを買ったりしたものです。江の島は、ズバリ私の心の故郷なのです。
 

青銅の鳥居から江の島散策スタート

鳥居
江の島の入口、青銅の鳥居
小田急江ノ島線の片瀬江ノ島駅を下車、江の島弁天橋を渡るうち、彼方にこんもりとした緑のお山が見えてきます。これが江の島。入口に立つ青銅の鳥居をくぐれば、いよいよ江の島散策スタートです。この鳥居は文政4年(1821)に建てられた由緒あるもの。市の文化財にも指定されています。
 
外観
神社の外観を思わせる江の島エスカー乗り場
貝細工を扱う土産物屋さん、饅頭や羊羹を販売する和菓子屋さん、射的屋さんが軒を連ねる参道を歩くこと10分、朱色の鳥居が見えてきます。鳥居の脇に江の島唯一の乗り物「江の島エスカー」乗り場があるのですが、今回はエスカーには乗らず、脇に続く階段を昇っていくことに。
 
外観
貝をイメージしたという外観
途中、眼下にヨットハーバーを見晴らす絶景ポイントもあります。手前にはベンチが置かれ、お弁当を広げる人々の姿もありました。
 
外観
江島神社辺津宮
しばらく階段を昇ると、江島神社辺津宮に到着。こちらは島内に点在する3カ所のお宮のうちの最初のお宮。土御門天皇健永元年(1206年)、将軍・源實朝が創建。それぞれに海の神、水の神の他に幸福・財宝を招き、芸道上達の功徳を持つ神として女神が祀られています。こちらの女神は田寸津比売命。お参りをして先を急ぎました。

猫
カメラを向けてもじっとしている大人しい猫
2つめのエスカー乗り場の手前で可愛らしい猫とバッタリ。ここ江の島では、たくさんの猫に出合えます。どの猫もかなり人に慣れていて、カメラの前でポーズをとってくれました。
 
外観
朱塗りの社殿。傍らに絵馬がたくさん掛かっています
エスカー乗り場を過ぎ、しばらく歩くと朱塗りの古社が見えてきます。ここが江島神社中津宮。創建は文徳天皇仁壽三年(853年)。市寸島比賣命をお祀りしています。社殿の横には、たくさんの縁結び絵馬が奉納されていました。
 
風景
建物の間から江の島展望灯台がにょきっと顔を出しています
英国人貿易商のサムエル・コッキング氏が明治15年から造成した和洋折衷の庭園跡「江の島サムエル・コッキング苑」、天気の良い日は富士山や丹沢の眺望が望む「江の島展望灯台」を横目に、さらに先へ。
 

そろそろお腹が空いてきました。どこでランチをとろうかと迷っていたところ、興味をそそる看板を発見! 詳しくは次ページへ。
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