8月もいよいよ残りわずか。とはいえ、今からの宿の手配はなかなか厳しいのが現実。でも日帰り湯だけで済ませるのも、何だか物足りない……。こんな悩みを抱えている女性たちに朗報です! 温泉宿のなかには、食事と入浴を楽しめる日帰りプランを用意している宿があるのです。宿泊しなくても、食事処や客室でゆったり懐石料理をいただき、温泉に思う存分浸かれて、贅沢気分が満喫できます。

こういった日帰りプランは、普通2人以上での利用が原則ですが、最近では、客室に余裕があるときや、追加料金をすることで、ひとり客にも門戸を開く宿が増えつつあります。今回ご紹介する宿も、8月中でも客室に余裕があればひとり客でもOKなので、ぜひトライしてみましょう。

約3000坪の広々とした庭園に全7棟8室

玄関
食事や入浴の合間に広々とした庭園を散策してみたいもの。四季折々の花々を楽しむことができます
まず、はじめにご紹介するのは、奥多摩町川井にある「松乃温泉 水香園」です。東京駅からJR中央線・青梅線を乗り継いで約1時間40分、川井駅で下車、歩いて10分ほどのところにあります。奥多摩の山あいに佇み、多摩川の清流を眼下に見下ろす、東京とは思えないようなロケーション。約3000余坪の庭園内は、梅、桜、ツツジ、ヤマユリなど、四季折々の花が咲き誇り、そのなかに全7棟8室の離れが静かに点在しています。


離れの客室で季節替わりの懐石料理を

秋の料理
都心よりも早く訪れる奥多摩の秋を堪能できる、秋の料理例
日帰りプランは基本的には2名からの利用となりますが、シーズンオフや客室に余裕があるときには、ひとり利用も受け付けてくれます。滞在時間は11:30~14:30の3時間。その間、懐石料理の昼食と入浴が楽しめます。懐石料理は、川魚の焼き物や山菜の天ぷらなど、季節ごとの旬の食材を使ったもので、料理の内容や品数によって6,825円、7.875円、8,925円と料金が異なります。

かじか
離れの客室のひとつ「河鹿」。障子を開ければ、庭園の緑を望みつつ清々しい気分で食事が楽しめます(客室の指定はできません)
昼食はそれぞれに趣の異なる、7棟8室の離れの客室でゆったりと味わうことができます(席料1部屋に付き3,000円)。ひとり利用であっても、客室に空きがあれば離れを用意してもらえるのです。ひとりで離れの客室を独占できるなんて、まるで夢のようですね! 繁忙期には、多摩川を望む食事処「四季亭」での昼食となる場合もあります。


多摩川沿いの緑を望む、開放感ある内湯

お風呂
黒御影石貼りの女湯。窓の外に広がる多摩川の風景にも癒されます
昼食を堪能したら、次は待ちに待った温泉です。庭園内にある男女別の内湯は、いずれも大きな窓から多摩川沿いの緑を眺めることができ、明るく開放感があります。黒御影石の湯船には加温された鉱泉が満ちていて、湯は柔らかで微かに硫黄が香り、湯上がり肌はつるつるします。泉質はアルカリ性単純硫黄泉。美肌や筋肉痛、疲労回復などに効果があるそうです。


奥多摩の濃い緑が美しい夏もいいですが、庭園内のカエデやケヤキが赤や黄色に紅葉する秋も、またオススメです。滞在後に近くの御岳渓谷を散策して、奥多摩の自然に触れてみるのもいいかもしれません。

松乃温泉 水香園
・住所:西多摩郡奥多摩町川井640
・地図:Yahoo!地図情報
・TEL:0428-85-2221
・利用時間:11:30~14:30
・定休日:水曜
・料金:食事付き入浴プラン6,825円、7,875円、8,925円(利用日の2日前までに要予約)※客室利用は1部屋3000円
・交通(電車):JR青梅線川井駅から徒歩10分
・交通(車):圏央道青梅ICから国道411号経由で約30分、中央自動車道八王子ICから国道411号経由で約1時間

次にご紹介するのは、青梅市にある蔵造りの温泉宿です。詳しくは次ページへ。