Flash/ActionScript

リンクボタンをホームページに配置するには(4ページ目)

前回「suzuka」を使用して作成したリンクボタンを「Adobe Flash」を使い作成します。今回はオリジナルボタン作成のコツを交えながらホームページに張り付ける作業までを行います。

執筆者:渡辺 大介

getURLでリンクさせる

ここでようやく登場するのが「ActionScript」です。しばらくは習得しやすい「ActionScript1.0」を使用していきます。
アクションパネルを開く

1. ステージの何も配置されていない場所をダブルクリックしてボタンのタイムフレームからメインタイムフレームへ戻ります。作成したボタンを右クリックして「アクション」を選択してください。下図のようなアクションパネルが開きます。
アクションウィンドウ
アクションウィンドウではActionScriptの記述・編集を行います。
getURLを選択

2. 「スクリプトアシスタント」が選択されているのを確認し、「グローバル関数」>「ブラウザ/ネットワーク」>「getURL」を選択します。

URL、ウィンドウを設定
3. getURLはhtmlの「<a></a>」タグのような機能を持っています。「URL」、「ウィンドウ」、「変数」の3項目が設定できます。今回はURLにリンクさせたいURLを必ず「http://」から記述し、ウィンドウにはhtmlの「target」属性と同様に「_top」「_blank」といった設定をします。変数は主にCGIなどのサーバサイドシステムとの連携で使用するものなので今回は設定しません。


以上でリンクボタンは完成です。意外と簡単だと感じられたでしょうか?またSuzukaとの使用感の違いは明確に出たことだと思います。ActionScriptは1つ習得することでアイデア次第では無限大の利用法がありますから、皆さんならではのテクニックで活用していっていただきたいと思います。

次のページではホームページで公開するためにFlashからhtmlタグを書き出す方法を習得しましょう。
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