パノラマカーの記念列車を
月1ペースで走らせるイベント運行
名鉄では、この6月より公式HPに
「ありがとうパノラマカー」と題したページを特設。これに合わせて、
パノラマカーの記念列車を走らせるイベント運行をほぼ月1回のペースで行っています。
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大盛況で開催中のイベント運行 |
記念列車は、現在ではパノラマカーが運行されなくなった路線や編成の列車を1日1往復だけ限定復活させるというケースが主体。先頭と最後尾の車両の正面には、この日だけの記念パネル(系統板)も取り付けられるため、“撮り鉄”の人たちは大いにファイトをかき立てられます。
筆者も乗車。鉄道ファンで
車内もホームも沿線も大混雑!
筆者は、8月末に催行された名称列車「日本ライン新可児号」の復活運転イベントに参加しました。
名称列車とは、沿線の観光地や季節行事などの名称を列車の顔の部分に系統板として打ち出し、PRしながら走るというもの。日本ライン新可児号も、木曽川の急流を船で下る日本ライン下りをPRするために活躍していた名称列車です。
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名称列車の特徴である系統板パネルが先頭&最後尾車両の中央に。イベント運行のためだけの特別パネルが掲げられることも |
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人であふれかえるホーム |
この日の運行は、名鉄岐阜駅 11時44分発 ~ 新可児 12時33分着。発車の15分ほど前に岐阜駅に着くと、既にホームは人でいっぱい。あいにくの雨の1日だったのですが、悪天候をものともせず、大勢の鉄道ファンが押し寄せていました。
乗車切符を買えば誰でも乗れる
ファン殺到の特別企画も
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外から見るとご覧の通り |
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窓の外が見えない混雑ぶり |
事前の申し込みや特別な乗車券が必要なワケではなく、普通に切符を買えば乗車OK(ただし満員の場合は乗車制限あり)。だからというワケでもないんでしょうが、車内はびっしり満員のスシ詰め。特に先頭車両の最前席付近は身動きできないほどの混雑ぶりで、筆者は前から4~5列目付近に何とかもぐり込んだものの、人の壁にさえぎられて外の景色はほとんど見ることができませんでした(苦笑)。
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憧れの2階運転台の見学会も |
乗客の多さもさることながら、停車する各駅でもパノラマカーの勇姿をひと目見ようという数多くのファンの姿が。さらに線路沿いの各所でも、シャッターポイントで待ち構える“撮り鉄”の皆さんの姿が見られました。
終着の新可児駅に到着後は、
2階運転台を見学できるという特別企画も。アッという間にホームに順番待ちの長蛇の列ができ、何と最大2時間待ち! めったにないチャンスなので筆者も参加したかったのですが、泣く泣くあきらめました。
□1ページ・・・
パノラマカー7000系の魅力
□3ページ・・・
イベント乗車のポイントと通常運行について