本物のロボットを操作できる体験型ミュージアム

ロボットミュージアム
ミュージアム、ショップ、飲食などの複合スペース
日本初のロボットのテーマ施設「ロボットミュージアムin名古屋」が10月12日、名古屋にオープンしました。

施設は博物館の「ROBOTHINK」、ショップ「ロボット未来デパートメント」を中心に、飲食、インテリアショップで構成される複合商業スペースです。
場所は名古屋の中心部・栄のド真ん中。以前は輸入車のショウルーム、FM曲のサテライトスタジオ、ファミレスが入居していたビルをそっくり改装しています。

ミュージアムに集められたロボットは約300体。一番の特色は体感型の展示。産業用として実用化されているものや、商品化されているペットロボットやトイロボットなどを、実際に操作することができるんです。

お絵描きロボット
見学者のポーズをパネル上に再現してくれるお絵描きロボット。左のガニ股ポーズは筆者
真っ先に登場するのは長さ2mのロボットアーム。これはドイツボアーティスト集団・robotlab(ロボットラボ)による作品。自動車工場などで使われている産業用ロボットに独自のプログラミングを施し、ユニークなパフォーマンスを繰り広げます。中でも体験してみてもらいたいのはお絵描きロボ。見学者がスクリーンの前に立つと、その姿をロボットがスキャニングしてパネル上に線画で再現してくれます。思いっきり大胆なポーズを取ってロボットの絵心を刺激してあげましょう(※開館記念の企画展で2007年2月4日まで)。


二足歩行ロボット・PLEN
携帯電話をリモコンにして操作できるPLEN。箱を持ち上げたり、ローラースケートを履いて滑ることができる
子どもたちの人気を集めそうなのが2階の体験コーナー。AIBOをはじめ、アザラシ型ロボットやキティロボットなどとコミュニケーションを取ることができます。また、二足歩行ロボットを集めたコーナーもあるんですが、ここでは携帯電話をリモートコントローラーにして操作できるモノもあり、大人でも夢中にさせられます。


動画やグッズで振り返る壮大なロボットクロニクル

ヒストリーウォール
展示の中核となるヒストリーウォールでは、ロボットがサブカルチャーとしていかに影響力を持っていたかを知ることができる
常設のテーマ展示では、ロボットの歴史を写真、映像資料、書籍、グッズなどを駆使して紹介。「ロボット」という名称が初めて使われたのは1920年だそうで、以後、小説や映画、コミック、アニメなどの世界でどのように進化し、活躍してきたかを時代を追って紹介していきます。鉄腕アトムから鉄人28号、マジンガーZ、ガンダム…と続くロボットヒーローの変遷は、30代以上の男性にはこたえられません。そして、これら空想の世界から、AIBOやASIMOなど本物のロボットが登場するセクションでは、フィクションにリアルが追いつく科学のダイナミズムを感じることができます。


世界最大級のロボット専門店

ロボット未来デパートメント
世界最大級のロボットメガ&エンターテインメントストア「ロボット未来デパートメント」
博物館に併設されるショップ「ロボット未来デパートメント」は世界最大級のロボットストア。チープな雑貨やレトロなブリキロボットから、インテリア向けの組み立てキット、さらには実用的なお掃除ロボットまで。ちなみに一番高価な商品は家庭用留守番ロボット「番竜」で200万円!。高いんだか安いんだかよく分かりませんが…。


家庭用留守番ロボット・番竜
家庭用ロボット・番竜は日本製で200万円
ロボットの専門店というとオタクっぽいイメージを想像するかもしれませんが、かわいい雑貨やインテリジェンス・ホビーのショップとして、男女を問わず大いにソソられるモノが揃っています。もちろん、ミュージアム見学者以外でも自由に入れるので、気軽に足を運んでみてください。

ミュージアムの規模や展示は万博のパビリオンに近いイメージでしょうか。単に眺めて回るだけでは少々あっけないかもしれませんが、操作可能なロボットを全部動かしてみる、くらいの心意気で積極的に体験してみれば十分に楽しめそうです。特に週末は、ロボット工作をはじめとしたワークショップが開催されるので、ロボットとの距離がまたひとつ縮まることでしょう。


ロボットミュージアムin名古屋 ロボットカルチャーミュージアム「ロボシンク」
・ 所在地:名古屋市中区錦3-25-30
・ TEL:052・957・1640
・ 開館時間:10時~20時(金・土曜は23時)
・ 休館日:第3水曜
・ 入場料:一般1300円、大高中学生1000円、小学生700円
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