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初心者のための「はじめての海遊館」!(7ページ目)

リピーター率6割という驚異の人気を誇る海遊館。今年2月には入館者数が5000万人を突破したとか。初心者にオススメというマリンメイトさんの「海遊館ガイドツアー」に参加してみました。そのレポートをどうぞ!

執筆者:陸奥 賢

海遊館ガイドツアーだけの得点!
海遊館バックヤードを体験!

バックヤードの通路です。画像右の水槽が調子の悪い魚たちをケアしている水槽です。病院のようなものでしょうか。
関係者以外は入ることができないバックヤード。海遊館ガイドツアーではそのバックヤードに特別に入ることができます。まずは、マリンメイトさんの案内で、関係者のみの入場口からエレベーターに乗って8階にまで上昇。エレベーターを降りると通路になっていて、そこにはケガや病気になって弱っている海遊館の魚たちのケアをしている水槽や、実物そっくりにつくられた珊瑚(サンゴ)や海藻(ケルプ)の模型などが置かれています。

ケルプのレプリカです。レプリカを作るとコストもかかるのですが、大事な自然環境を守ることには換えられません。
じつはガイドも知らなかったのですが、海遊館の水槽に使われている珊瑚や海藻、岩石というのはそのほとんどが「ニセモノ」だそうです。魚たちは珊瑚や海藻、岩山に隠れて眠るので、それがないと安心して眠ることが出来ませんが「珊瑚や海藻、岩山も、貴重な海の資源なのだから、むやみやたらに取ってきてはいけない」と、わざわざ精巧に模したニセモノを作っているとか。「自然を大切にしよう」という海遊館の環境保護の姿勢が感じられて、とくに印象的な展示でした。

巨大な水槽が眼下に広がる海遊館バックヤード。こういう風になっているのか…と感動しました。
こうした展示の説明が終わると、いよいよメインのバックヤードへ。中に入ってみると、唐突にあらわれるのがこちらの超巨大な水槽。呆然としてしまうぐらいの巨大さですが、上から眺めると、ジンベエザメやオニイトマキエイが泳いでいるのがちゃんと確認できます。

ひしゃくの合図で徐々に近寄ってくるジンベエザメ。こうしてみると、やはり巨大です。
また、よく見ると、水槽のそばには海遊館のスタッフが柄杓(ひしゃく)をもって待機しています。その柄杓で海面をバシャバシャと叩くと、これが「エサやりの時間ですよ」という合図。ジンベエザメ、オニイトマキエイともに心得たもので、そわそわしだして、急に海面に上昇してきました。

次ページでは、いよいよ本日のメインイベント「ジンベエザメ、オニイトマキエイのエサやり」です!
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