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毎月21、22日開催「四天王寺縁日」を愉しむ(2ページ目)

大阪・四天王寺で毎月21日、22日に開催される縁日が「大師会」「太子会」。500店舗を超える屋台が境内を所狭しと埋め尽くして日がな一日遊べます。ぜひ1度はおでかけして欲しい名所イベントをご紹介します。

執筆者:陸奥 賢

四天王寺縁日で食べ物屋台を巡る

いろんな屋台が立ち並ぶ四天王寺の縁日ですが、まずは食べ物関係の屋台をご紹介しましょう。
ちなみに山形県はこんにゃくの消費量日本一の県としても知られています。
こちらは六時堂近くで見かけた「蔵王名物 玉こんにゃく」。蔵王というのは山形県の温泉街で「玉こんにゃく」は蔵王温泉の名物らしいのですが、その玉こんにゃくの屋台が何故か大阪・四天王寺にあって、しかもこれが参拝客には大人気でいつ見ても行列が出来ています。

そのままでも食べられますが、お好みで味噌、辛子をつけて召し上がると、これまた美味です。
ガイドも四天王寺縁日を訪れるたびに食べていますが、こんにゃくは大きくて歯ごたえもよく、ヘルシーかつリーズナブルな屋台食としてオススメです。

【AllAbout関連ガイド記事リンク】
山形名物玉こんにゃくの煮方
【特別対談】今年の温泉ベスト10<後編>

このドネルケバブサンドも人気の屋台で、人だかりが絶えることがありません。
さて次に紹介するのは「ドネルケバブサンド」の屋台。ドネルケバブサンドというのは鶏肉のサンドイッチのことですが、オスマン帝国(西暦1299年~1922年)の時代に作り出されたという由緒正しきトルコ料理です。

スペイシーですが美味です。屋台の店員さんもトルコの方ですが、とても気さくにポーズをとってくれました。
「どうして大阪・四天王寺にトルコ料理が…?」という疑問もなくはないのですが、港町・難波津に隣接していた古代の四天王寺は最先端の大陸文化の流行発信地として栄えました。数多くの遣隋使や遣唐使の学僧、学者たちが行き来して、ローマやイスタンブール(トルコ)、インド、中国といったユーラシア大陸を横断するシルクロード(絹の道)の最終地点でもあったわけです。そういう歴史的事実を鑑みれば、四天王寺にトルコ料理の屋台があってもなんら不思議はない…かも知れません。

【AllAbout関連ガイド記事リンク】
トルコを食べよっ!牛肉のケバブ
<世界の食紀行>~トルコ編~トルコの名物『サバサンド』

さて食べ物の次は日常品、骨董品といった屋台をご紹介しましょう。懐かしの昭和アイテムから掘り出し物のアンティークまで。摩訶不思議なパラレルワールドが展開しております。次ページをどうぞ。

1p 極楽浄土の聖地・四天王寺の西門を巡る
2p 四天王寺縁日で食べ物屋台を巡る
3p 定番屋台からディープなおもしろ屋台まで
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