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大阪くらしの今昔館でお正月・初詣を楽しむ(4ページ目)

2007年1月4日?8日に「住まいのミュージアム・大阪くらしの今昔館」で「今昔館に初詣 ?お正月のむかし遊び?」という特別イベントが開催されます。昔懐かしいお正月遊びを家族みんなで楽しみましょう。

執筆者:陸奥 賢

「大阪くらしの今昔館」スナップ集vol.1


10階「展望フロア」より。よく見ると商家の屋根の上にネコが2匹のっています。


唐物屋(輸入品屋)の「疋田屋 蝙蝠堂」の看板です。実際に存在した唐物屋をモデルにしています。蝙蝠マークが実にハイカラでお洒落です。


疋田屋の店の間です。真ん中の奇妙な箱は「エレキテル」。静電気の概念がなかった江戸時代では万病を治す魔法の箱として売られていました。


人形屋「鯛屋」です。七福神やおかめ、ひょっとこなどの面が掲げられています。


「鯛屋」内部にあった人形です。江戸時代の上方・大坂は人形浄瑠璃、文楽の発祥地でしたから、子供用玩具などにもそうした職人の技術が転用されたことでしょう。実に見事な細工になっています。


同じく「鯛屋」店の間です。可愛らしい干支人形や、子供をあやすぶりぶり太鼓なども並んでいます。


「風呂屋」内部です。壁には「引き札」が張られています。引き札というのは宣伝広告のことで「粟おこし」や「扇子」「足袋」「お菓子」「おしろい」「大工道具」「人参」など、当時の大坂庶民の生活ぶりが伺えます。


湯銭の張り紙もありました。当時の風呂代は男女は8文、子供は6文だったそうです。ぬか袋も売られていたことがわかります。


裏長屋から眺めた物見櫓です。物見櫓はもちろん防災用の施設で、町会所の屋根に乗っています。町民たちが自治的に管轄運営していたそうです。


物見櫓の梯子下には看板がかけられています。「町役人の外、のぼるべからず」と書かれています。イタズラな町民や子供たちが登ったりしていたのでしょう。

1p 「展望フロア」を楽しむ
2p 「なにわ町家の歳時記」と「今昔館に初もうで-お正月のむかし遊び-」を楽しむ
3p 「モダン大阪パノラマ遊覧」を楽しむ
4p 「大阪くらしの今昔館」スナップ集vol.1
5p 「大阪くらしの今昔館」スナップ集vol.2


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