元気がない、自信がないイマドキのだんな様たち
「ニッポンのだんな様に元気がない?」 |
今年7月に発表された、「日本人の国民性」という調査を見ると、1991年ごろからの、いわゆる「失われた10年」以降に、日本人の意識に大きな変化があったことがはっきりとわかります。
例えば日本の生活水準を「非常に良い+ややよい」と答えた人の率は1993年では74%でしたが1998年には53%に急落、2008年には49%とさらに減っています。
日本の経済力への自信喪失が将来を悲観するスタンスにもつながり、この先の生活が「豊かになる」と思う人は2003年の14%に対し、2008年は11%と過去最低に。逆に「貧しくなる」という人は2003年の47%から過去最高の57%へと増加しています。
男性にとって生きがいと深く結び付いている仕事や職場を取り巻く環境が、急激に変化していることも見逃せません。
たとえば職場の人間関係を見ても、かつての終身雇用を前提とした家族的な雰囲気は、もはやほとんどの職場ではないでしょう。
成果主義による個人プレーの増加で、職場の一体感も減り、順調な昇進も望めないばかりかいつリストラにあうとも限りません。
「管理職に昇進すると残業代はつかず、ボーナスカットで逆に収入源」のような状態では、とてもモチベーションを持って働くことはできません。
仕事を通じた自己実現が図れないことが、男性が自信や元気を失っている原因ではないでしょうか。
◆すずね版イマドキの「内助の功」の5つのポイント
「ポイント1:夫が尊敬される場所を作ってあげる」
「ポイント2:夫に期待してあげる」
「ポイント3:夫を認めて・感謝してあげる」
「ポイント4:夫を勇気づけてあげる、励ましてあげる」
「ポイント5:夫の居場所を作ってあげる」