2010年のバレンタインのトレンドは「手作り」
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| 「男性が欲しいのは手作りチョコなの？」 |
2009年は男性から女性に贈る「逆チョコ」が話題になりましたことをご記憶の方も多いかと思います。
2010年に各社から発表された調査結果を見ますと、長引く不況の影響をうけてなのか、「手作り」が一つのキーワードになっているようです。
江崎グリコが中学生～20代女性500人を対象に行った調査によれば、異性や同性にチョコレートを渡す予定のある人のうち、「チョコを手作りする」と答えたのは69.5％。
「市販のチョコに砂糖菓子などでデコレーションを加える」と答えた人と併せると、実に74.8％が「手作り派」であることがわかりました。
一方、ロッテが中学生～40代女性（未婚・既婚合わせて300名）に行った調査でも、女子中学生～20代未婚女性の73％が「手作り派」でした。
そしてこの調査で興味深いのは30～40代主婦は、手作り派が34％、市販購入派が66％と、手作り派の方が少ないということ。
未婚者ＶＳ既婚者で、はっきりとした志向の違いを見せています。
一方で、男性の意識を見てみましょう。
明治製菓が10代の男性300人に行った調査では88％が「手作りチョコが欲しい」と回答するなど、こちらも手作り志望が圧倒的です。
「そうは言っても「手作り」を勧めるのは、高級海外ブランドチョコや有名ショコラティエのチョコに対抗するための、菓子メーカーの意図的な誘導じゃないの？」とうがった見方をする方のために、Biglobeの調査結果も掲載しておきましょう。
2009年1月の調査ですが、男性の47％が欲しいチョコに「手作りチョコ」を上げ、トップ。
次いで「チョコ以外のもの」が24％、「お手頃バレンタイン用チョコ」が20％、「高級有名ブランドチョコ」はわずか９％でした。
特に「高級有名ブランドチョコ」に関しては、女性の18％が「あげたいチョコ」に選んでおり、男女の意識の違いがはっきり出た点が大変興味深いです。
