パートナーの携帯との付き合い方
もちろん、「メールは夫以外からは絶対に来ない」「お互いに着信に気づいたら確認し『○○さんからメール来てるよ』と知らせあっている」など、パートナーとお互いに納得の上で、相手の携帯電話をチェックしたり、見せ合う分には全く問題はありません。 |
| 「パートナーの携帯電話機とでなく、その人自身ときちんと向き合いましょう」 |
しかし、相手に黙って携帯電話を操作し、中身をチェックするような行為は、それが相手にばれた場合、確実に相手との信頼関係を壊します。信頼関係がなくなるということは愛情もなくなるということです。信頼関係は築くには時間がかかりますが、壊れるのは一瞬です。
たかが携帯メールでパートナーとの信頼関係を失ってしまうのは大変悲しいことだと思いませんか。
また、ばれなければ盗み見しても大丈夫、という考え方も間違っています。
恋人・夫婦仲相談所にも、旦那様の携帯電話の内容を毎日チェックしている様子が伺える相談もきます。
最初は受信メールのチェックだけで気が済んでいたのに、次第にそれがエスカレートし、非通知の着信履歴を見ただけで「誰からのだろう」と疑心暗鬼に駆られたり、携帯電話から閲覧したサイトの履歴までも確認するようになったり、旦那様の携帯電話にふりまわされて、精神的に追い詰められてしまっているような例があります。
ある種の携帯依存症とも言えるかもしれません。たとえ旦那様に盗み見がばれていないとしても、このような夫婦の状態は果たしていいことでしょうか？また、夫の携帯電話をチェックしたことで妻は幸せになっているのでしょうか？
浮気の証拠を掴むのに携帯電話が有効だとしても、浮気の証拠は携帯電話にだけ現れるわけではありません。
また、もっといえば、さらに上手な旦那様は携帯電話には安易に証拠を残さない浮気のやりかたをしているかもしれません。
携帯電話を見ることで相手の行動や考えを全てわかったような気になってしまうこと自体が間違いなのです。
本当に相手の隠し事や浮気を知りたいならば、パートナーときちんと向き合い、相手の言動をよく見ることです。そうすれば携帯電話の中身をチェックしなくても、自然と態度でわかってきます。そもそも、携帯電話を盗み見されるような信用できない家庭に、安心して暮らすことなんかできませんから、外で浮気に走る、なおさら妻は携帯電話をチェックし、ますます夫の心は離れていく、といった悪いループに陥ってしまっては本末転倒です。
携帯電話に振りまわされ、パートナー自身を見失ったり、二人の信頼関係を失うようなことはおろかです。
この記事を読んだ方は今日からすぐにパートナーの携帯チェックをやめて、相手の携帯電話機とではなくパートナー自身と向き合うようにしてくださいね。
- All about Life “My Opinion”「パートナーの携帯電話の着信履歴を盗み見したことがある？」
- ＩＴmedia＋Dモバイル「他人の携帯を無断で見たことがある：男性は2割、女性は3割――ＭＭＤ研究所調べ」
- ＩＴmedia＋Dモバイル「「浮気、してないでしょうね？」――女性の5人に2人が“恋人のケータイを盗み見たことがある”」
- ガイド主宰サイトで、パートナーの浮気の乗り越え方をチェック！
