発想を転換し、時間のやりくりで、「夫婦の時間」を確保
短い会話時間を補うのはコミュニケーションツールの利用だけではありません。時間のやりくりの工夫で夫婦が一緒に過ごすタイミングを作ることも可能です。
「工夫次第で家族と過ごす時間はもっと増やせます」 |
たとえば、毎晩家族が寝静まった深夜に帰宅してから真夜中にひとりで夕食を食べ、翌朝は朝食を摂らずにギリギリまで寝ているだんな様。
そのライフスタイルを朝型に変えてみませんか?残業時間が長い日はあらかじめ早いタイミングで軽く何か食べておき、自宅では夕食をとらない。
その分、翌朝は少し早めに起きて、妻や子ども達と朝食を摂る。
こんな朝型のライフスタイルにすれば、妻や家族と一緒に会話をする時間を無理せずに作ることができます。
もちろんメタボ予防の観点からも、このライフスタイルのほうがずっと優れていますね。
あるいは発想を変えて、昼休みに妻と外でランチデートする、という方法だってありです。
奥様と会社近くのカフェやレストランで待ち合わせをして、一緒にお昼を食べたり、天気がよければ近くの公園のベンチで、二人でサンドイッチをぱくついてみたり。
「会社の人に見られたら恥ずかしい」とか、そんなつまらない発想は、この際すっぱり捨てましょう。
主婦の皆様だって、だんな様の会社がどんなところにあるのか、一度ぐらいは見てみたいものです。
あとでだんなさまが「昼休みにどこかのきれいな女性とデートしてただろ?」と冷やかされるぐらい、ちょっとおしゃれして出かけてみてはいかがでしょう。
ただし、アポなしで「今、あなたの会社の前まで来ているの」といきなり電話をかけるのは厳禁。だんな様とよく打ち合わせをして、お互いが気持ちよく会えるようにすることが大切。他にも、時間のやりくりのアイデアはまだたくさんあります。大事なのは「忙しいから」をすれ違いの理由にしないことですね。
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