「臭い!」と言い切ると夫は怒り出す
「うちの旦那様のにおいを意識したことがない」という主婦の皆様は、まずは旦那様の下着、靴下、靴、お口をクンクンとしてみてください。それでも「気にならない」という人なら合格です。「嗅いでみたらくさかった」「既に臭いに気がついている」という皆様、旦那様に臭いのことを上手に伝えなくてはなりません。間違っても「あなた、臭いわよ」なんて言ってはダメ!
男性はプライドが高いので、特に臭いに関する否定的な指摘は相手を傷つけます(子どものいじめで「くさい」という言葉がよく使われるのと同じ)。臭い対策には旦那様自身の協力が不可欠ですから、こんな言い方で相手を痛めつけるのは逆効果。うまく、納得させ、自分で努力しよう、というヤル気を起こさせることが大事です。
一番いいのは他人の例を出して「ここが臭うんだ」とやんわり教え、自分で気づかせることです。「この間、お友達と話をしていたら旦那様の足の臭いが気になるって話になって、○○さんのところは蒸れない靴にして、靴下もお昼休みに履き替えてるんですって」と、ある程度創作でかまわないので、臭いに関する話題を振ってみてはいかがでしょう。
その際には「1、旦那様で○○が臭う人がいる、それを本人も自覚している」「2、臭いを解決する商品がある」「3、解決しようと旦那様が努力している」の3点を必ず盛り込んでください。
この話を聞いて「へぇ、俺も使ってみようかな」と乗ってくれば作戦成功です。2の臭い解決商品の導入までは一気に進められます。その次の3の「自分で努力」の段階へは、だんな様の様子を見て徐々にもっていけばいいと思います。
この話を聞いた反応が「ふーん」という程度で、臭いを自己の問題と認識していない場合。先ほどの話につなげて「こういう便利な商品があるんだったら、予防のつもりで使ってみない? もし、こんなことであなたの評判が会社で下がっちゃったら、私、妻として失格だから」と「旦那様の評価を下げたくないという、妻の心配りなのですよ」という路線で、防臭商品の導入を薦めてみてはいかがでしょう。あくまでも「あなたが臭いから」とは言わず、「予防のために」とし、あえて臭いに気づいていないフリをしてあげることがポイントです。そうすれば、もしかすると妻にも言えず、臭いに悩んでいただんな様の場合でも、傷つかずにすみます。自覚のない方も、うまくいけばこれをきっかけに自分でも臭いを認識し、「自分で努力」の段階へも進む可能性が出てきます。
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