夫のタイプ別、傾向と対策!
ではこのような夫に快く「旅行を楽しんでこいよ」と送り出してもらうにはどうすればいいのか?タイプ別に対策をご披露しましょう。「一粒で二度おいしい、グループで旅行もオススメ」 |
●「困ったチャン夫」には事前の訓練と寛容さを
家事がわからない・できない夫には普段から少しずつ家事への参加をさせておくのがポイント。その際には失敗を責めたり、仕上がりに不満を言わないこと。内心では「これじゃあ、もう一度自分で掃除機を掛けなきゃだめだわ(ため息)」と思っていても「助かったわぁ。意外に上手じゃない、すごいわ!」とにっこり微笑みながら、ほめたり励ましたりしてあげてください。そうして、少しずつ家事への抵抗感をなくしておくことが大事です。
そしていざ出かけるときには家事についてこまごまとメモを残してあげておいてください。たとえば、ごみの収集日を書いたメモは出掛けに目に付くように玄関ドアの内側に貼っておく。タンスの引き出しに何が入っているかを書き出して、張り紙をしておく。タッパーの中身がわかるよう、張り紙をして冷蔵庫に入れておく。など、目線を意識しながら、丁寧にガイドしてあげるのがコツです。また、それと同じぐらい大事なのが、過度に期待しないこと。いくら前述のような準備をしておいても、「面倒だからずっと外食してた」「パンツの場所が分からなかったからコンビニで買っちゃった」「一度も洗濯機を回していない」という結果になっている可能性も十分あります。旅行から帰った家の中が悲惨な様相を呈していようと、予定外の出費がかさんでいようと、「仕方ないか」とあきらめる寛容さを持っておくことが大事です。
●「プチストーカー夫」にはホームパーティーで顔つなぎを
このタイプのだんな様を納得させる一番の方法は、どんな相手と一緒に旅行に行くのかをはっきりさせることです。単に「昔の友人」というだけで具体的なイメージがなければ、だんな様の浮気疑惑は高まるばかり。まずは、ホームパーティーなどを開いて、一緒に旅行に行く予定の友人をだんな様に引き合わせてしまいましょう。二人が話をして、だんな様にとって同行者のイメージが具体的になれば、妻を安心して送り出してくれるはずです。
また、旅先からの電話やメールをこまめにするのも「あなたのことを忘れていないのよ」というサインを送るのに有効。同行の友人にも協力してもらい、一言を添えてもらえば完璧です。
●「欲求不満夫」にはグループ旅行を
「1人だけ遊びに行くなんてずるい!」とひがむ夫の欲求と「女同士でゆっくりしたいわ」という妻の願いを同時に満たす秘策が、グループ交際ならぬグループ旅行。二組以上のカップルで一緒に出掛ける旅です。複数のカップルで行けば「夫婦」という単位の他に「妻たち」「夫たち」という組み合わせも設定可能。「夫たちはゴルフ」「妻たちはホテルでエステ」など別行動を上手に組み入れば、女同士の旅行気分を味わうこともできます。また、他のカップルと一緒に行動することは、マンネリ化した夫婦関係への刺激にもなり、一石二鳥の効果あり。ぜひ、お友達カップルのお休みを調整して、グループ旅行を実施してみてはいかがでしょうか。
旅行で得られる心と体のリフレッシュは、円滑な夫婦関係維持にもよい効果があります。首尾よく妻だけの旅行を楽しんで帰宅したら、お土産と一緒にだんな様に感謝のハグをお忘れなく!