タブーとは制裁が加えられる言動
夫婦間のタブーについて考えてみたことはありますか?「禁じられた事・・それを犯すのはルール違反」 |
お互いの過去の恋愛話、両親や親戚ついての批判というオーソドックスなタブー。昔した大喧嘩の原因のほじくりあいなども、触れてはいけない思い出としてタブーですね。
タブーという言葉を調べると、語源はポリネシア語のTAPU(タプ)です。
「聖と俗、清浄と不浄、異常と正常とを区別し、両者の接近・接触を禁止し、これを犯すと超自然的制裁が加えられるとする観念・風習。また、禁止された事物や言動。未開社会に広くみられる。禁忌。禁制。」
ビシッと制裁が加えられるほど、禁止されている言動なのです。おそろしや。
日本語では「御法度」です。
夫婦間での暗黙の禁止言動・・
今回は、夫婦にかぎって意識するタブーについて考えてみましょう。
浮気は最大のタブー
夫婦間最大のタブー、それは「浮気」です。かつて、夫婦仲相談所で、奥様方に「もしもだんな様が浮気をしたらどうしますか?」というアンケートを取ったことがあります。
結果は、夫が浮気をしないと信頼している妻は、4人に1人でした。逆にいえば、4人に3人は「もしかしたら、うちのだんな様は浮気をするかもしれない」と、心のどこかで感じているということになりますね。
中でも、「浮気をどうとらえるか」ということについては、さまざまな意見をいただきました。他の女性と一緒にご飯を食べたら浮気という人もいましたし、セックスをしても、恋愛感情を持たなければ浮気ではないという人もいました。浮気についての認識には人それぞれかなりの違いがあるのです。
浮気・・心が浮つき、思慮に欠ける行動を起こすことです。魔がさして、配偶者以外の異性にクラリとくるかたもいれば、夫婦生活の破綻を異性とのお付き合いでごまかすためにしてしまう方もいます。浮気の質も人それぞれ。
また、男女によって浮気の認識が異なります。夫と妻の浮気に対する解釈が違ってトラブルが発生するという話は良く聞きます。